ギリシャのユーロ離脱論調高まり金もプラチナも大幅続落
更新日:2012年05月15日(火)
挙国一致内閣樹立に向けて最後の調整が続くギリシャではパプリアス大統領のテクノクラート内閣の提案にも急進左派連合は拒否。
17日の期限が刻一刻とせまるも協議に進展はなし。
ユーロ首脳やメルケル首相は否定するものの、周囲では「いつ離脱するのか」「いつデフォルトすべきか」「離脱したらどうなるか」といった論調が急増。
既にマーケットはギリシャのユーロ離脱を織り込み始めたかのようにユーロを先頭に売り圧力が継続。
NY市場、ダウや商品市場も大幅続落で金は年初来安値を更新し続けて目標値1,530ドルに迫り、プラチナはオーバーランで1,440ドル台まで下落、昨年末安値の1,360ドル辺りが次の目標値として浮上の可能性も。
国内市場もドル円下落で大幅安、金は4,230円を突き抜け、こちらも昨年末安値4,000円ちょうどあたりまでが警戒ラインか。
プラチナも底抜け状態、昨年末安値は3,574円。
2012年05月15日(火)時点の相場
国内金:4,166 円 5/15(火)
▼75(
1.77%)
国内プラチナ:3,853 円 5/15(火)
▼100(
2.53%)
NY金:1,561.0 ドル 5/14(月)
▼23.0(
1.45%)
NYプラチナ:1,442.6 ドル 5/14(月)
▼28.8(
1.96%)
ドル円:79.84 円 5/14(月)
▼0.08(
0.10%)
5/14(月)のその他主要マーケット指標
リスクオフでリスク資産から、そしてギリシャからも資金流出 05/16(水)ギリシャ再選挙に向けて続くユーロ売り 05/14(月)中国経済減速懸念も売り材料で金はまたも年初来安値更新 05/12(土)JPモルガン・チェース20億ドルの損失 05/11(金)
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