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★金プラチナ短期相場観★

ボジョレーの季節も不作で価格高騰?婚礼シーズンでも金は高騰せず
更新日:2012年10月19日(金)
11月15日に解禁されるボジョレーヌーボーが今年は品不足に陥っているそうです。
悪天候の影響で南欧のブドウの木が被害を受けたようで、南欧のワイン生産量が減少し、来年には世界でも13億本不足するとの見通しもあるようです。
ボジョレーヌーボーの産地、フランスでは収穫量が例年の半分以下とも。
世界のボジョレーヌーボーの半分近くを消費する日本、今年のボジョレー・シーズンは供給不足による需要過多で価格高騰しそうです。
方や中国やインドの婚礼シーズンで金の需要が高まる秋、今年の金需要はそれほど伸びてはいない様子です・・・

NY市場、金は1,750ドル付近の壁に跳ね返された格好で反落。下落バイアス優勢で1,700ドル割れを試す展開。
このところ上下に1%以上の騰落が続くプラチナはこの日も1.6%の下落で1,620ドルのレンジ下限に接近。値動きは荒いもののレンジ幅は徐々に狭くなりつつあるようにも見えます。

国内、金は小幅反落。下値ターゲット4,400円へのトライを諦めたかのように4,600円前後でのレンジ形成の動きも見られます。
プラチナも反落。こちらも4,220円の下値ターゲットを無視して4,300~4,400円付近でのレンジ相場の様相も。
ドル円の堅調さが国内価格の下値トライを相殺してしまっているようです。

※参考:本日の金価格、プラチナ価格とチャート10/19

2012年10月19日(金)時点の相場
国内金:4,620 円 10/19(金) ▼3(0.06%)
国内プラチナ:4,374 円 10/19(金) ▼45(1.02%)
NY金:1,744.7 ドル 10/18(木) ▼8.3(0.47%)
NYプラチナ:1,643.7 ドル 10/18(木) ▼26.8(1.60%)
ドル円:79.26 円 10/18(木) ▲0.33(0.42%)
→10/18(木)のその他主要マーケット指標

←EU首脳会議で銀行監督一元化13年から段階導入で合意、その頃スペインでは 10/20(土)
→中国GDP成長率は市場予想通りも長年の目標「保八」達成に赤信号 10/18(木)
→ムーディーズがスペイン国債格付けを投資適格級に据え置き 10/17(水)
→中国経済減速の一因は個人消費の減速、そして金価格も減速 10/16(火)

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