金プラチナ相場情報
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★金プラチナ短期相場観★

金価格の二番底、ダブルボトムで上昇への可能性に望み継続
更新日:2013年05月22日(水)
NY金価格は4月15日終値で1,361.4ドルまで下落、その後反発して4月30日に1,472.1ドル、5月8日には1,473.7ドルをつけて再び下落。5月17日終値では先月の安値に迫る1,364.7ドル。その後反発傾向で1,370-80ドル台での推移となっています。
二番底をつけに行って反発上昇へ、という形をかろうじてキープする状況です。
本当に二番底、かどうかはまだ判断できませんが、ダブルボトムのパターンで上昇へと向かう可能性にわずかな望みをつないでいます。

ダブルボトム完成には、ネックラインとなる1,473.7ドルを上抜けなくてはなりません。
もし、そうなった場合には、二番底までの価格差109ドル分をネックラインに加算、1,582.7ドルという上昇目標が浮上します。
現状からはまだイメージし難いですが、1,580ドル台はわずか1ヶ月半前、4月9日の水準。
本日のFRBバーナンキ議長の議会証言では緩和継続方向への発言が優勢と見られ、当面のサポート材料となる可能性も高そうですが、その後にFOMC議事録なども控え、予断を許さない状況は続きそうです。

NY市場、金は0.46%の反落。1週間前に1,400ドルを割れて以降、この1,400ドルのラインに上値を押さえられる展開が継続。米セントルイス連銀ブラート総裁のQE継続見解もサポート材料としては限定的。下方向の節目1,360ドル、上方向は1,470ドル台。短期トレンドは下方向。

プラチナは1.76%の大幅反落。こちらは1,500ドルラインが徐々に遠くなる展開。上値を切り下げつつ、短期的な流れも下方向への兆しも。上値抵抗線は1,500-1,480ドル。下値目標1,360ドル台点灯中。

ドル円は102円台での小幅上昇。短期トレンドは上方向も様子見状態、本日23時以降、FRBバーナンキ議長のコメントを受けて103円台へ再浮上か、102円を割れて調整幅拡大か、どちらか一方へ動き出す可能性も。調整方向優勢ながらも反応は限定的、と予想。
※参考:金プラチナ価格とドル円 NY市場5/21終値とチャート

国内、金は先週までの4,780-4,900円のレンジに戻し切れずに反落。上値を4,760円に切り下げて下値模索の展開も。最大4,510円までの下落リスク。
プラチナは0.8%の反落。やや方向感が見出だせない状況で5,100円前後を中心とするレンジへの回帰か、再度下値目標4,930円に向かう展開か、後者の動きとなれば上値抵抗は5,070円に切り下げ。
※参考:金プラチナ国内価格5/22とチャート

2013年05月22日(水)時点の相場
国内金:4,724 円 5/22(水) ▼27(0.57%)
国内プラチナ:5,024 円 5/22(水) ▼43(0.85%)
NY金:1,377.6 ドル 5/21(火) ▼6.5(0.47%)
NYプラチナ:1,458.4 ドル 5/21(火) ▼26.2(1.76%)
ドル円:102.47 円 5/21(火) ▲0.21(0.20%)
→5/21(火)のその他主要マーケット指標

←FRBバーナンキ議長のQE縮小示唆でドル高と金安の流れ再開の可能性 05/23(木)
→金価格二番底からの反発は米格下げ懸念と売りポジションの巻き戻し 05/21(火)
→週明け恒例のドル円窓開け、今週は円高方向へ 05/20(月)
→90日移動平均乖離率が10%を超えたNY金は相場の転換点へ 05/19(日)

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