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足掛け4年、円安トレンド終焉に向けての最大の危機
更新日:2015年09月24日(木)
足掛け4年、円安トレンド終焉に向けての最大の危機2012年11月後半からスタートした円安トレンドは2015年9月後半現在まで2年10カ月間継続中。しかし、ここに来て足掛け4年続いた円安トレンドは終焉に向けて最大の危機が訪れています。

長期トレンドの目安となる200日移動平均線との関係でドル円相場の推移を見ると、足掛け4年の円安トレンドでは、ほぼ常に200日移動平均線を上回る水準での推移が続きます。ドル高円安加速局面では、その乖離率は+10%を大きく超え、ピークとなった2013年5月には+18.29%まで拡大しました。
逆に200日移動平均線を下回ったのは、2014年6月末から8月初旬にかけての期間と2015年8月末以降現在までの期間のみ。

2014年にはウクライナ問題を中心に地政学リスクが続き、100円台前半での横ばい推移状態が年初から延々と続いていたことで200日移動平均乖離率は徐々に縮小、6月27日から7月1日までの3日間と7月8日から28日までの15日連続、8月6日から12日までの5日間、合計23日間200日移動平均線を下回りました。乖離率の下方ピークは7月17日の-0.73%。
この後、9月には米国の早期利上げ観測の台頭、そして10月末の日銀追加緩和を経て円安トレンド再加速へと向かいました。

今回は、チャイナ・ブラックマンデーとなった8月24日の急落で-1.87%の下方乖離となり、3日間のマイナス圏でいったん反発後、9月1日に再びマイナス圏に落ち込むと、23日まで17日間連続中。合計では20日と昨年夏の23日まであと3日の余地はありますが、マイナス乖離率の度合いは今回のほうが大きい状態。23日終値時点の200日移動平均は120円85銭、乖離率は-0.48%。この10日間ほど乖離率-0.5%前後の推移が続きます。

中国経済減速懸念に米国の利上げを巡る不透明感に加え、フォルクスワーゲンのスキャンダルまで飛び出し金融市場への不安感が高まる現状では、あと3日で200日移動平均線を上回るのは至難の業と言えそうです。
円安トレンド終焉に向けての最大の危機回避へと向かうなら、昨年同様、日米の金融政策への変化見通し台頭、あるいは実際の発動がきっかけとして必要となりそうです。

NY金・日足チャート 2015/8/24 - 9/2323日のNY金相場は0.6%の反発。財新発表の9月中国製造業PMIが6年半ぶりの低水準まで落ち込んだことをきっかけに株安円高のリスク回避の流れとなったことで、反発へと転じた水準は1120ドル。ここから1140ドルまでのレンジ内での揉み合い状態へ。上方ブレイクできれば1160ドル付近まで水準を切り上げる可能性、下方ブレイクなら1100ドルが次の強めのサポートラインに。

NYプラチナ・日足チャート 2015/8/24 - 9/23プラチナは0.54%安となって3日続落。VWショックの余波が残るなかで若干水準を切り下げて安値更新とはなったものの、やや下げ過ぎの感もあり今朝には950ドル近辺まで自律反発。本来ならこの水準が大底にもなりうる安値圏ではなかったか、とも。ディーゼル車絡みで新たな展開を示唆するような材料さえ出なければ徐々に反発基調へ。

ドル円・日足チャート 2015/8/25 - 9/23ドル円は0.09%の小幅ドル高円安。終値ベースでは120円台前半を維持する小動き状態がこの日も継続。しかし、日中には119円台半ばから120円台半ばまでの上下動が繰り返される状況も変わらず。中国の製造業PMI下振れでは40銭ほど急落し、米国の製造業PMIが予想を上回ると30銭ほど急騰と経済指標にも敏感に反応しながらの保ち合い継続。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場9/24終値とチャート

連休明け24日の国内金価格は先週末比+23円、0.49%の上昇で3営業日続伸。今年安値圏からの反発基調がゆっくりと進行し、当面の上値目標水準4720円近辺を目指す流れは継続。為替の保ち合い状態継続に加え、NY金もレンジ傾向が強まってきており、ボラティティは低下傾向へ。

プラチナ価格は78円、1.98%の大幅続落となって2012年8月21日以来、3年1カ月ぶりの安値水準に。シルバーW中のVWショックを受けてさらなる大幅下落の可能性もあった状況から、今朝のNYプラチナの大幅反発でこの程度の下落にとどまった状態。不安定な状況にあり、ここが底値と見るのは早計かも。下落基調は続き、目先は3940円程度までの下げ余地も。反発の場合には4060円が強めの抵抗線に。
※参考:金プラチナ国内価格9/24とチャート

2015年09月24日(木)時点の相場
国内金:4,688 円 9/24(木) ▲23(0.49%)
国内プラチナ:3,968 円 9/24(木) ▼78(1.93%)
NY金:1,131.5 ドル 9/23(水) ▲6.7(0.60%)
NYプラチナ:932.4 ドル 9/23(水) ▼5.1(0.54%)
ドル円:120.27 円 9/23(水) ▲0.11(0.09%)
→9/23(水)のその他主要マーケット指標

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→VWショックでシルバーウィークにプラチナ急落 09/23(水)
→過剰な不透明感を醸成してしまったFOMCのリカバー発言続出のFRB 09/22(火)
→利上げ見送りで荒れる株式相場、上がる?金相場 09/19(土)

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