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ユーロ圏最下位!?イタリア製造業PMIは2年ぶり低水準
更新日:2018年09月04日(火)
ユーロ圏製造業PMI 2018年8月8月のイタリア製造業PMIは50.1となり、7月の51.5から一段と低下。2016年8月(49.8)以来2年ぶりの低水準となり、好不況の節目50割れ寸前のレベル。ユーロ圏の調査対象8カ国のなかでは2カ月連続の最下位となり、その他7カ国との格差も拡大。
2年ぶりに新規受注が減少し、43カ月連続で拡大基調を維持していた生産もわずかに減少に転じ、雇用の伸びも2年間で最低レベル。
対米貿易摩擦懸念が影響し、期待指数は2013年5月以来、5年3カ月ぶりの低水準。

<8月ユーロ圏各国製造業PMI>
1:オランダ:59.1(2カ月ぶり高水準へと反発)
2:アイルランド:57.5(7カ月ぶり高水準へと反発)
3:オーストリア:56.4(20カ月ぶり低水準へと反落)
4:ドイツ:55.9(速報値56.1から下方修正、2カ月ぶり低水準へと反落)
5:ギリシャ:53.9(3カ月ぶり高水準へと反発)
6:フランス:53.5(速報値53.7から下方修正、3カ月ぶり高水準へと続伸)
7:スペイン:53.0(2カ月ぶり高水準へと反発)
8:イタリア:50.1(2年ぶり低水準へと続落)

7月から低下したのはオーストリア、ドイツとイタリアの3カ国。続落はイタリアのみ。
ユーロ圏の8月製造業PMIが54.6となり、2016年11月(53.7)以来1年9カ月ぶり低水準となり、年初からの減速基調に歯止めがかからなかった主要因は「イタリアの低迷」と言えます。

8月末にはフィッチにより格付け見通しを「ネガティブ」へと引き下げられたイタリアでは財政悪化も懸念されています。
トリア経済・財務相は財政赤字をGDP比2%以下を維持するよう連立与党に対して要請し、サルビーニ副首相は2019年の財政赤字がEU規定のGDP比3%を超えることはないとしていますが、ディ・マイオ副首相は格付け会社の指摘よりも国民の要求を優先するとして最低所得保障による貧困層救済策導入の意向を示しています。
財政悪化でも景況感が回復するならまだしも、そうならなければ、ユーロ圏の景況感回復の足を引っ張り続けることにもなりそうです。

ドル高地合いの流れが変わる為には、イタリアの景況感回復と財政悪化懸念緩和によるユーロ高もかかせません。

ドル円・日足チャート 2018/7/31 - 9/3レイバーデーの祝日でNY市場が休場となった3日、週明け時間外のNY金は1200ドル付近まで下げて1210ドル手前まで反発、今朝の時間外では1200ドル台半ばで前週末からほぼ横ばい推移。プラチナも780ドル台前半から790ドルのレンジで保ち合い、横ばい推移。
ドル円もほぼ横ばい推移。東京市場では日経平均の下落に連れて110円80銭台まで下押し、欧州時間にかけて111円10銭台まで反発後は動意縮小。この日の変動値幅は上下32銭にとどまり、今年の4番目の小動きで年間平均71銭の半分以下。3営業日連続111円00銭台で値幅も縮小。今朝の東京市場ではやや円高の動きも一時的。8月末からサポートラインとなっている20日移動平均線(110.94)を完全に割り込むようだと円高圧力がもう一段強まる可能性、下値の目安は8月安値109円台後半まで。ISMや雇用統計などでサプライズがあればドル高の勢いが強まる可能性もあり、111円台後半の節目を上抜けた場合の上値目標は7月高値113円台前半へ。

4日の国内金価格はわずかに+1円、0.02%の小幅続伸。静かな週明けとともに国内では非常に強い勢力の台風21号が日本列島を襲い、これが通り過ぎれば米国市場は実質夏休み明け。市場のボラティリティも勢力を強めていくことに。国内金価格は8月安値からの反発基調が続きながらも足下ではやや調整の動きとなり、米指標や貿易交渉関連でリスク回避的な流れとなれば下値目安4540円近辺程度までの下押しは十分想定される状況。しかし、貿易交渉で悪材料が出ず、米指標がイマイチの結果となった場合にはNY金の底堅さが維持されて水準を切り上げる動きにも。国内金価格は4630円台がやや強めの抵抗水準として作用する可能性も、これを上抜けると4700円台トライへと向かう可能性。

プラチナ価格も-1円の小動きで3日続落。短期的には8月安値からの反発基調から保ち合い傾向の動きへと推移、目先は8月末安値圏2980円近辺を目安に調整の動き。この水準までの調整にとどまれば3070円台を上限に保ち合い継続へ。米中貿易戦争激化はプラチナにとっても悪材料となり、2000億ドルの対中追加関税発動なら下値警戒感も。3070円台の上限を突破できれば反発基調再開で上値目標は8月急落前の保ち合い下限付近、3140円台辺りまで。
※参考:金プラチナ国内価格9/4とチャート

2018年09月04日(火)時点の相場
国内金:4,587 円 9/4(火) ▲1(0.02%)
国内プラチナ:3,013 円 9/4(火) ▼1(0.03%)
NY金:1,206.7 ドル 8/31(金) ▲1.7(0.14%)
NYプラチナ:787.1 ドル 8/31(金) ▼4.7(0.59%)
ドル円:111.06 円 8/31(金) ▼0.03(0.03%)
→8/31(金)のその他主要マーケット指標

←貿易戦争激化懸念にも加速基調が止まらない米製造業 09/05(水)
→9月のプラチナ価格は8カ月続落と6年連続下落回避をかけた攻防 09/03(月)
→8月ユーロ圏景況感指数は1年ぶり、E-coinは1年9カ月ぶり低水準 09/01(土)
→コアPCEも6年ぶりに目標2%到達もさらなる加速の兆しなし? 08/31(金)

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