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ミシガン大消費者信頼感指数は2004年以降3番目の高水準へ急反発
更新日:2018年09月15日(土)
ミシガン大消費者信頼感指数 2018年9月速報米国の9月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)は100.8。市場予想の96.6を大幅に上回り、3月(101.4)以来6カ月ぶりの高水準。それ以前では2004年1月(103.8)以来であり、2004年以降の15年9カ月間では3番目の高水準。
7カ月ぶりの低水準となった8月の96.2からも急反発となり、3カ月平均でも4カ月続落で半年ぶり低水準となっていた8月の97.1から9月は98.3へと反発。2011年後半から下値を切り上げてきた流れから、8月にはこのサポートラインを割り込み、変調の兆しとも見られましたがそれを払拭する形となっています。

現況指数も1年9カ月ぶりの低水準となった8月の110.3から9月は116.1、3カ月ぶりの水準へと急反発。
期待指数も8月の87.1から9月は91.1へと大幅に上昇、2004年7月以来14年2カ月ぶりの高水準。
主に雇用や所得の見通しがより好調だったようです。また、消費者はより多くの雇用を創出する経済の持続的な成長と失業率のさらなる低下を予想しています。

その一方で関税による国内経済への悪影響については、全消費者の3分の1が懸念を示しており、以前よりもその割合は増加しているようです。

また、インフレ期待値は1年先が8月の3.0%から9月は2.8%へと低下、5年先も2.6%から2.4%へと低下しています。
ここでもインフレのさらなる加速は予想されず、程良い水準にしばらくとどまるだろうとの見方となり、これが消費センチメントを高水準で支える材料の一つにもなっているようです。

NY金・日足チャート 2018/8/10 - 9/1414日のNY金相場は-7.1ドル、0.59%の続落。時間外には1200ドル台半ばから1210ドル台前半まで上昇し、上値トライ再開にむけた動きもNY市場で反転。米8月小売売上高が予想を下回ると一時的にドル売りが強まったものの、7月分が上方修正されたこともあって逆に押し目買い圧力が強まる展開となり、ドル買い金売りの流れに。8月鉱工業生産、9月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回る好結果となったこともこの流れを後押し。ドルインデックスは95ポイント近辺まで上昇して反発の兆しとなり、米10年債利回りはほぼ3%付近に到達し、NY引け後に金は1200ドル割れ。上昇に転じた20日移動平均線(1203.5)にサポートされての反発基調再開にも失敗し、20日線割れ。目先1190ドル台半ばまでを維持できれば保ち合い継続へ、割り込むようだと下値トライ再開で大幅安の展開にも。あらためて1210ドル台を超えることができれば1250台を目指す上値トライ再開へ。
週間ベースでは+0.7ドル(0.06%)で3週ぶりの小反発。

NYプラチナ・日足チャート 2018/8/10 - 9/14NYプラチナ相場は-4.7ドル、0.59%安となって3日ぶりの反落。時間外には810ドル台を何度か試すもこれを維持できず、高値では警戒された50日移動平均線(812.4)がちょうど抵抗線となって上値を押さえられ、NY市場では金に連れて反落の流れとなって800ドル割れ。NY引け後には790ドル台半ばまで下げており、週明けもこの水準での推移が続けば850ドル台を目標にスタートし始めた堅調な流れもいったん巻き戻し。下方向には780ドルが重要なサポート水準、これを維持できれば保ち合い推移で再度上値トライのチャンスをうかがう展開にも。維持できなくなれば下値トライ再開となって今年安値大幅更新も。
週間ベースでは+18.2ドル(2.33%)、3週ぶりの反発で2月以来、7カ月ぶりの大幅上昇。

ドル円・日足チャート 2018/8/13 - 9/14ドル円は10銭ほどの小幅ドル高円安となって続伸。7月19日(112.44)以来、2カ月ぶりの112円台。東京市場では安倍首相の「異次元の金融緩和をずっとやってよいとは思わない」発言を受けて112円近辺から111円70銭台までの円高、NY市場では8月小売売上高がやや低調となった以外は好結果の指標が続き、ドル高の流れが強まって112円台へと再浮上。ただし米10年債利回りが3%に到達して頭打ちとなったこともあり、伸び悩み。トランプ大統領の「貿易協議にかかわらず中国製品2000億ドルに追加関税の賦課を」発言が伝えられると111円80銭台へと反落する場面もあったものの、なんとか112円台を維持した状態に。保ち合いを上抜けた状態も維持し、ドル高円安方向へと加速しやすい状態も継続。9月後半にかけても米指標の好結果が続き、米10年債利回りが3%を超えて上値トライの流れとなるか、米FOMCでの強気見通しなどがきっかけとなれば今年高値更新トライで113円台も視野に。
週間ベースでは+1.04円(0.94%)で3週ぶりの反発。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場9/14終値とチャート

2018年09月15日(土)時点の相場
国内金:4,640 円 9/14(金) ▲12(0.26%)
国内プラチナ:3,099 円 9/14(金) ▲24(0.78%)
NY金:1,201.1 ドル 9/14(金) ▼7.1(0.59%)
NYプラチナ:798.6 ドル 9/14(金) ▼4.7(0.59%)
ドル円:112.07 円 9/14(金) ▲0.14(0.13%)
→9/14(金)のその他主要マーケット指標

←9月NY連銀製造業景況指数は堅調維持も5カ月ぶりの水準へと減速 09/18(火)
→CPIも下振れてドル安も、トルコ中銀大幅利上げでリスクオン 09/14(金)
→米8月PPI予想外の急失速でドル安、金は反発基調再開へ 09/13(木)
→米インフレ期待は3年ぶり3%、中立金利水準到達で安定推移に 09/12(水)

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