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★金プラチナ短期相場観★

2019年・格付け変動ランキング
更新日:2019年12月31日(火)
2019年・格付け変動ランキング2019年の格付け引き上げ、引き下げ、見通し変更状況をランキング。格付け1段階の変更を1ポイント、見通し変動を0.1ポイントとしてカウント。

2019年に最も格下げされたのはアルゼンチン。政権交代に伴う経済環境悪化、2度に渡る短期債の満期延長により、2社から複数回の選択的デフォルト指定。通貨ペソは対ドルで今年、37%超の暴落。
トルコは夏場に中銀総裁更迭などエルドアン独裁政権への不信感も。年末にかけて経済は安定化へ。それでも通貨リラは年初から11%下落。昨年夏の暴落が思い起こされ、年末年始の急落警戒通貨にも。
メキシコは国営石油会社ペメックスの財務状況悪化や対米貿易に不透明感も。
香港はデモの長期化、過激化が経済下振れリスクにも。

南アフリカは国営電力会社エスコム絡みでの財政悪化、低成長で3社が見通しネガティブへ引き下げ。ムーディーズだけが投資適格最低格付けBaa3を維持する状態。3社全てのジャンク債扱いへの転落警戒感は常につきまといながら、通貨南アランドは年初から1.7%上昇。

英国は合意なきブレグジットへの警戒感から見通し引き下げ、格下げを前提とする「ウォッチ・ネガティブ」指定も年末の総選挙でいったんオールクリア。
ロシアはムーディーズの格上げにより3社全てが投資適格級に。原油頼みの経済からの脱却が進行。マクロ経済は安定化、金準備も拡大。通貨ルーブルは年初から12%超の大幅上昇。

クロアチアは3社全て投資不適格としていた昨年から、今年は2社が投資適格へと格上げ。
格付け引き上げ13カ国と見通しのみ引き上げ4カ国、合計17カ国中、ユーロ圏が8カ国、EU加盟国では12カ国。見通し引き下げはユーロ圏1カ国、EUでは2カ国のみ。
ユーロ圏全19カ国中、投資不適格とされるのはキプロス(ムーディーズ1社)とギリシャ(3社)のみ。ただしキプロスの見通しはポジティブに引き上げられて来年以降の格上げの可能性も。
ユーロ圏の格付け改善傾向は強く、今年売られ続けてきた通貨ユーロもここに来て反発の兆しとなっており、ドル安に貢献しています。

NY金・日足チャート 2019/11/22 - 12/3030日のNY金相場は+0.5ドル、0.03%の小幅高で5日続伸。9月24日(1540.2)以来、3カ月ぶりの高値水準。ドル安の流れにサポートされるも1510ドル台後半での揉み合い推移に終始、この日の値幅は5.6ドルにとどまり、今年の平均16ドルの約3分の1で今年3番めの小動き。5日続伸は6月以来、半年ぶりで今年3度め。高値では何度も1519ドル台まで上昇しながら、この日も1520ドルには届かず。短期上値目標1520ドル近辺到達後、10月以降の高値水準にもなっているこの水準がいったん抵抗水準となってきた様子も。中国の劉鶴副首相が今週末に訪米して第1段階合意署名の見通しとの報道もあったものの、市場反応は限定的に。この日発表された米12月シカゴPMIは予想を上回るも4ヵ月連続の節目50割れ、ダラス連銀製造業指数も予想を下回って3ヵ月連続マイナス圏となるなど地区連銀発表の製造業景況感はいずれも低調となり、週末のISM製造業景況指数への警戒感も。予想外の好結果となった場合にはNY金にとっては格好の調整タイミングとなる可能性も。90日移動平均線(1496.5)から1500ドルの大台ライン近辺まででサポートされれば、いずれ上値再トライのチャンスも。

NYプラチナ・日足チャート 2019/11/22 - 12/30NYプラチナは+15ドル、1.58%の大幅反発。NY朝に米株の調整幅が拡大したタイミングでの金の小幅反発に合わせて急騰、26日高値で一時的に到達した短期上値目標960ドル台へと再上昇。9月4日(984.2)以来、およそ4カ月ぶりの高値水準となり、9月中旬以降の高値水準を上抜けようかという状態にも。ただし、水準的には金とともに一服感となりやすい状況にも。9日移動平均線(940.6)辺りまでが目先のサポート候補にも。

ドル円・日足チャート 2019/11/26 - 12/30ドル円は-50銭超のドル安円高となって続落。先週末からのドル安の流れは続き、年末にかけての調整の動きも見られる株安の流れで円高も進行。東京市場では日経平均の下げに連れて109円00銭台まで下落し、NY時間にはダウの急落にも連れて108円70銭台まで下落。109円60銭台で上値を押さえられ続け、109円半ばでの小幅保ち合いから下方ブレイクする形となり、12月11日(108.54)以来20日ぶりの安値水準に。12月前半の安値保ち合い水準108円40銭台までは下げやすく、しかし強めのサポートを形成してきた108円40銭台では今回もいったんはサポートされることにも。ただし、予想外の指標悪化などをきっかけにこれを割れた場合には「年初の円高再び」となって一段安の展開にも。その場合の下値目安は8月後半安値圏105円半ば辺りまで。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場12/30終値とチャート

2019年12月31日(火)時点の相場
国内金:5,790 円 12/27(金) ▲43(0.75%)
国内プラチナ:3,616 円 12/27(金) ▲27(0.75%)
NY金:1,518.6 ドル 12/30(月) ▲0.5(0.03%)
NYプラチナ:965.4 ドル 12/30(月) ▲15.0(1.58%)
ドル円:108.87 円 12/30(月) ▼0.56(0.51%)
→12/30(月)のその他主要マーケット指標

←2019年・年間上昇率ランキング 01/01(水)
→2019年続伸ランキング 12/28(土)
→米新規失業保険申請件数に漂い始める底打ち警戒感 12/27(金)
→金価格が12月に年間高値をつける確率36.4%、1月安値は45.4% 12/26(木)

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