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★金プラチナ短期相場観★

プラチナ価格、金との価格差もRSI限界水準でいったん折返し
更新日:2021年02月17日(水)
国内金・プラチナ・価格差RSI 2021年2月17日国内プラチナ価格が8連騰となって5年9ヵ月ぶり高値4798円をつけた16日の相対力指数、RSIは88.4。同じ日、2000円を割れて1年8ヵ月ぶりに1947円まで縮小した金との価格差のRSIは7.52。
プラチナ価格も金価格も、価格差もRSIの上方向への限界水準は近年、ほぼ90%。下方向への限界水準はほぼ10%。

プラチナ価格はほぼ限界水準付近で折り返す形となって今朝時点でのRSIは79.2。金との価格差のRSIは限界水準を超えて折返し、今朝時点では12.4。ちなみに金価格のRSIは16日の49.2から17日は44.8。ほぼ中立水準での推移。
国内プラチナ価格高騰局面と、金との価格差縮小局面は、行き過ぎた過熱感から、一定の調整局面を挟むことになりそうです。

NY金・日足チャート 2021/1/11 - 2/1616日のNY金相場は-24.2ドル、1.33%の大幅安で3営業日続落。2月4日(1791.2)以来、2週間ぶりの安値となって1800ドル割れ。3連休明けは米10年債利回りがほぼ1年ぶり高水準となる1.3%台へとコンスタントに上昇した流れを受けてロンドン・NY市場にかけてはドル高の流れとなり、米2月のNY連銀製造業景況指数の好結果でさらに加速。ロンドン序盤までは1820ドル台で下げ渋っていた金もNY朝にかけて水準を切り下げる展開となり、指標発表後には1790ドル割れへと急落。その後は1800ドル台へと反発の動きも見られたものの上値は重く、NY引け後には1780ドル台へと軟調推移。2月4日につけた今年安値1784.6ドル近辺がサポートとなって短期二番底となるかどうか。そうはならず1790ドル台も回復できなければ11月末安値圏1770ドル前後までを下値目安に一段安の展開へ、中期二番底形成へ。

NYプラチナ・日足チャート 2021/1/11 - 2/16NYプラチナは+20.6ドル、1.64%高となって7日続伸。7日続伸は11月以来、3ヵ月ぶり。終値水準としては2015年1月22日(1284.8)以来、6年1ヵ月ぶりの高値。週明け時間外には一時1348.2ドルまで上昇し、2014年9月23日(1348.4)以来、6年5ヵ月ぶり高値。60ドル超の上ヒゲを残してNY引け後には1270ドル割れとなって先週末からほぼ上に行って来いの状態。先週末時点で危惧された小さな三尊天井を突き抜ける形とはなったものの、あらためてピーク水準を形成しそうな状況に。2011年高値から2020年安値までの61.8%戻し(1396.3)には届かず、半値戻し(1237.0)辺りが当面のサポート候補にも。
金との価格差は519.4ドル、2019年6月11日(516.9)以来1年8ヵ月ぶのりの水準。

ドル円・日足チャート 2021/1/13 - 2/16ドル円は71銭のドル高円安、0.67%高で4日続伸。昨年9月11日(106.17)以来、4ヵ月ぶりの高値水準に。欧州時間にはドイツの2月ZEW景況感指数の好結果を受けてユーロドルが買われた流れを受けて105円10銭台へと下押しも、NY時間にかけては米10年債利回りの上昇基調にも連れて買い戻し。米2月NY連銀製造業景況指数の好結果にも好感、堅調推移となって106円まで上昇。今朝の東京市場では106円20銭台まで上値を伸ばして106円割れへと反落。200日移動平均線(105.54)超えに伴う短期上値目標106円台にしっかり到達しての一服感も。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場2/16終値とチャート

17日の国内金価格は-79円、1.17%の大幅反落。三角保ち合い先端部分での攻防では、わずかに上方向へと動いた反動で切り返す展開となって下放れ。21日移動平均線(6746)にも上値を押さえられて6720円の節目割れ、2月5日(6666)以来2週間ぶりの安値。ここで下げ止まれば短期二番底を形成する形となる可能性も若干残しながらも流れは下方向へ、1月18日につけた今年安値(6625)とで短中期二番底形成への可能性を残して下げ止まらなければ6600円を割れて6580円程度までが当面の下値目安に。

プラチナ価格は-131円、2.73%の大幅安となって9日ぶりの反落。やや一方的に買われ過ぎた流れはようやく一服。4798円が当面の高値となるなら11月安値(3096)からの上昇値幅の23.6%戻し(4396)近辺、4400円辺りまでが当面の下値サポート候補にも。再び上値トライへと向かえば4850円程度までが次の短期上値目標にも。
※参考:金プラチナ国内価格2/17とチャート

2021年02月17日(水)時点の相場
国内金:6,666 円 2/17(水) ▼79(1.17%)
国内プラチナ:4,667 円 2/17(水) ▼131(2.73%)
NY金:1,799.0 ドル 2/16(火) ▼24.2(1.33%)
NYプラチナ:1,279.6 ドル 2/16(火) ▲20.6(1.64%)
ドル円:106.03 円 2/16(火) ▲0.71(0.67%)
→2/16(火)のその他主要マーケット指標

←米消費好調でインフレ上昇の兆しに製造業も好調、もドル高一服 02/18(木)
→世界のプラチナ需給2020年はともに急減、2年連続供給不足 02/16(火)
→株高に追随、プラチナ高もとまらず5年7ヵ月ぶり4600円台 02/15(月)
→ミシガン大も、インフレ期待は軒並み6年ぶりの高水準 02/13(土)

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