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NY連銀インフレ期待、1年先は続落も3年先は下げ渋り
更新日:2022年10月12日(水)
インフレ期待 NY連銀・ミシガン大 2022年9月注目の米9月消費者物価指数CPIの発表直前、NY連銀の消費者調査によれば、1年先のインフレ期待中央値は5.44%。8月の5.75%からは一段と低下、過去最高となった6月の6.78%からは3ヵ月続落で合計1.34%の急低下。昨年9月(5.31)以来、1年ぶりの低水準。
この結果が市場の安心感につながり、インフレ抑制への思惑から一時株高にドル安の流れが急速に進行、利上げペース緩和への思惑にもつながり、NY金も急騰。ただし、いずれも一時的に。

3年先のインフレ期待は2.91%となり、8月の2.76%からは上昇。4ヵ月連続の低下で3%を割れ、1年10ヵ月ぶり低水準となっていた8月からは0.15%の反発となり、2%台半ばを目前に下げ渋り。
3年後にはFRBのインフレ目標2%前後へと収束、との思惑が一筋縄ではいかないのでは、との警戒感が見え隠れするような結果にも。

1年先の商品価格予想では、ガソリン価格が過去最低となる0.08%となった8月から9月は0.46%へと再加速、食品価格も1年4ヵ月ぶり低水準となった8月の5.83%から9月は6.85%へと反発。
医療費が9.17%で1年5ヵ月ぶり低水準となった以外は、教育費や家賃なども上昇。
また、1年以内に失業の可能性を意識する人の割合は2月の過去最低10.75%付近の低水準を維持しながらも、9月は11.64%へとやや上昇。1年後の失業率が現在よりも高くなると考える人の割合は2年2ヵ月ぶり高水準となった6月の40.42%付近でわずかに低下、9月は39.09%。過去最低となった昨年6月の30.68%を大きく上回る水準。
1年後に株価が上昇するとの見方は6月に2ヵ月連続過去最低となる33.77%まで低下後、8月にの36.36%まで反発、9月は35.29%へと反落。過去3番めの低水準。

インフレは一定水準までは順調に低下し、景気もそれなりに回復へ、しかし、それほど順調には行かないのでは?との不透明感も漂っているようです。

NY金・日足チャート 2022/9/7 - 10/1111日のNY金相場は+10.8ドル、0.48%高で3日ぶりの下げ止まり、5日ぶりの反発。1670ドル台を中心に小幅揉み合い推移が続き、ロンドン市場では一時1670ドル割れもNY午後にかけてはドル安の流れに連れて1690ドル台まで急反発。インフレ期待低下なども材料視された様子も、ベイリーBOE総裁が国債購入を予定どおり週末で終了することを発表、国債市場の混乱懸念再燃となってポンド急落に株価も急落、ドル高急進となり、NY引け後にはNY金も1670ドル付近まで急反落。日足レベルでは前日下抜けたばかりの20日移動平均線(1682.8)も上抜け、前日までの下落基調はいったん下げ止まりの可能性を示唆する形も、実態は中期重要水準でもある1670ドル台での下げ止まりをかけた攻防状態が継続。目先1670ドルの節目を維持できなくなれば一段安へ、9月安値水準1620ドル近辺までが短期下値目安に。

NYプラチナ・日足チャート 2022/9/7 - 10/11NYプラチナは+3.3ドル、0.37%高で3日ぶりの反発。900ドル付近からスタートした時間外序盤に906ドルまで上昇したのが高値となり、保ち合いながらも徐々に水準を切り下げる展開に。900ドルの大台を割れて以降はこれがレジスタンスに切り替わる形でロンドン市場では890ドル割れ。NY市場では米株とNY金の急反発からの急反落に追髄し、一時的に900ドルの大台回復へと行って来い、NY引け後には再び890ドル割れ。日足レベルでは20日移動平均線(894.6)にサポートされて下ヒゲ十字線を形成し、反発の可能性を示唆する形も890ドルが目先のレジスタンスにもなりつつあり、910ドルの節目割れに伴う短期下値目安870ドル近辺まで、もう少しの下げ余地も。

ドル円・日足チャート 2022/9/7 - 10/11ドル円は13銭のドル高円安、0.09%の小幅高で5日続伸。1998年8月17日(146.07)以来、24年2ヵ月ぶりのドル高円安水準を更新。5日続伸は1ヵ月ぶりで今年9回め。145円60銭台を中心に小幅揉み合いに終始、NY午後の株高ドル安局面での145円40銭台が安値となり、反発後のNY終盤には145円90銭近辺まで上昇。9月22日の介入直前の水準が依然として抵抗水準に。しかし、今朝の東京市場では遂にこれを突破して一時146円20銭台まで上昇。米CPI発表前に短期上値目標146円台前半に到達。ボラティリティ低下が続く11日の変動値幅は47銭ほどにとどまり、今年の平均1.20円の4割弱、今年10番めの小動き。このまま比較的低ボラを維持したまま水準を切り上げる展開となれば、米CPIの上ブレなどによっては1998年8月高値147円60銭台の節目トライとなる可能性も。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場10/11終値とチャート

12日の国内金価格は-19円、0.22%安で3日続落。10月3日(8463)以来の安値。9月安値(8280)から10月高値(8726)まで38.2%戻し(8556)を下回っての一段安も半値戻し(8503)手前、21日移動平均線(8508)にもサポートされる格好となって下げ渋りの様相にも。半値戻しから8500円の大台ライン、ゆるやかに上昇する90日移動平均線(8477)辺りまでは比較的強めのサポート帯を形成する可能性も。

プラチナ価格は-48円、1.06%の続落で10月3日(4345)以来の安値。2021年2月高値(4798)起点の中期三角保ち合い上限ラインに上値を押さえられての反落局面が続き、9月末安値(4276)から10月高値(4636)までの38.2%戻し(4498)を達成。右肩上がりの9日移動平均線(4499)も下抜けて強気パーフェクトオーダーも崩れて失速感も強まる状況に。半値戻し(4456)から21日移動平均線(4463)辺りまでが下値サポート候補に。
※参考:金プラチナ国内価格10/12とチャート

2022年10月12日(水)時点の相場
国内金:8,512 円 10/12(水) ▼19(0.22%)
国内プラチナ:4,492 円 10/12(水) ▼48(1.06%)
NY金:1,686.0 ドル 10/11(火) ▲10.8(0.64%)
NYプラチナ:899.1 ドル 10/11(火) ▲3.3(0.37%)
ドル円:145.85 円 10/11(火) ▲0.13(0.09%)
→10/11(火)のその他主要マーケット指標

←米9月PPIは予想ほど鈍化せず、コアPPIは半年ぶりに上昇 10/13(木)
→介入警戒感で上げ渋るドル円、国内金価格も高値保ち合い継続 10/11(火)
→雇用統計は9月も堅調、長期失業者は実質14年ぶり低水準 10/08(土)
→介入効果持続で上げ渋るドル円、なければ今頃150円? 10/07(金)

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