金プラチナ相場情報
Let's GOLD

★金プラチナ短期相場観★

消費者信頼感指数は予想を上回って下げ渋り、ドルも下げ渋り
更新日:2024年08月28日(水)
消費者信頼感指数 ミシガン大×コンファレンスボード  2024年8月コンファレンスボードが発表した8月の消費者信頼感指数は103.3。市場予想の100.7を上回り、7月からも+1.4ポイント上昇。続伸となって2月以来、半年ぶりの高水準。
軟調気味に推移していた米ドルも、一時的には下げ渋り。
労働市場に対する楽観見通しは後退したものの、景気やインフレ期待は改善したもよう。利下げ見通しが強まる流れに連れ、消費センチメントも上向きへ。

今年春には2年弱ぶり低水準となる97ポイント台をつけて底打ち、反発への流れの兆しとなった格好にも。
同じように、ミシガン大の消費者信頼感指数も8ヵ月ぶり低水準となった7月から8月速報では反発。2022年の底打ち後、上下動を繰り返しながらも下値切り上げの構図となって回復基調継続へ。
なお、2018年から2019年までの平均値はコンファレンスボードが129.2。ミシガン大が97.2。いずれも現状はこれを20ポイント超下回る低水準。
今後の利下げフェーズ進行とともに、消費センチメントがどこまで回復するのか、注目されます。

NY金・日足+20日移動平均線 2024年8月27日27日のNY金は-2.3ドル、0.09%安で3日ぶりの反落。アジア時間には2550ドル台から2540ドル台へと下押し、ロンドン序盤には一時2540ドル割れの安値をつけて下げ渋り、MY市場では米10年債利回りが低下し始めた流れに連れて反発へ。NY午後には2550ドル台を回復し、NY引け後には2560ドル台へと一段高。2550ドルの節目上抜けに伴う一段高トライへの流れを維持する形となり、目先のポイントは8月20日取引時間中の高値2570.4ドル。これを突破できれば2600ドルの大台付近までが短期上値目標に。2570ドルが抵抗水準となれば上値トライ一服でいったん調整にも。当面の下値サポートは2510ドル、割れると調整幅拡大へ、2450ドル辺りまでの下げ幅拡大も。

NYプラチナ・日足+20日移動平均線 2024年8月27日NYプラチナは-9.9ドル、1.02%安で3日ぶりの反落。時間外序盤の970ドル付近が高値となり、ほぼ960ドル台での小幅保ち合いに終始。安値はNY市場で一時960ドル割れ、ロンドン・NY市場では970ドル付近の高値を何度も試しながらもこれを突破できず。この日の変動値幅は11.3ドルにとどまり、今年の平均24.6ドルの半分にも満たず、今年2番めの小動き。950ドルから980ドルまでの保ち合いレンジを維持し、コアレンジを960ドル台へと縮小の兆しも。月末に向けては収束から拡散へと向かいやすくなり、980ドル超へと抜け出すと1000ドルの大台トライへ、950ドル割れへと抜け出すと8月安値910ドル台再トライへの流れに。

USDJPY・日足+20日移動平均線 2024年8月27日ドル円は-57銭、0.39%の反落で1月3日(143.30)以来、ほぼ8ヵ月ぶりの安値。東京朝には144円20銭台から90銭台へと上昇、欧州時間序盤には145円10銭台の高値をつけて失速。NY午前にかけて144円台前半へと軟調推移、NY午後には144円割れへ。今朝の東京市場では一時143円60銭台まで下げて144円台回復トライへ。引き続き145円20銭の節目割れに伴う短期下値目安143円半ばまでの再トライ余地も残しながら、反発へのタイミングをうかがう展開にも。週末のPCEなどをきっかけに下押し圧力再燃となれば142円前半までの一段安リスクも。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場8/27終値とチャート

28日の国内金価格はわずかに-2円、0.02%の小反落。ゆるやかに低下し始めた90日移動平均線(12960)を下回る水準のまま、下降する21日移動平均線(12711)と上昇再開の9日移動平均線(12836)との間で小康状態に。9日線を下回る状態が続けば短期トレンドは下向きへ、上昇トレンド再開に向けては9日線、90日線上抜けが必須。21日線割れなら短期トレンドは下向きへ、12700円の節目を割り込むようなら一段安トライへ、逆三尊が崩れて二番底形成へと向かう流れとなり、短期下値目安は12500円近辺。

国内プラチナ価格は-22円、0.45%の反落。前日の上げ幅を帳消し、8月15日(4752)以来2週間ぶりの安値。4820円の節目割れをギリギリ回避して耐える展開に。耐え切れなくなれば一段安トライ、二番底形成へと向かう流れで4730円程度までが短期下値目安。その一方で4850円超へと切り返すことができれば反発局面再トライへ、21日移動平均線(4866)、9日移動平均線(4867)も突破できれば4950円近辺までが短期上値目標に。
※参考:金プラチナ国内価格8/28とチャート

2024年08月28日(水)時点の相場
国内金:12,786 円 8/28(水) ▼2(0.02%)
国内プラチナ:4,821 円 8/28(水) ▼22(0.45%)
NY金:2,552.9 ドル 8/27(火) ▼2.3(0.09%)
NYプラチナ:962.8 ドル 8/27(火) ▼9.9(1.02%)
ドル円:143.95 円 8/27(火) ▼0.57(0.39%)
→8/27(火)のその他主要マーケット指標

←再開した実質金利とNY金との逆相関、ドル円との相関、加速へ 08/29(木)
→ドイツIFO景況感8月はサービス業も失速、全業種マイナス圏に 08/27(火)
→日米金融政策転換と地政学リスクでドル安円高・金高の流れ 08/26(月)
→利下げの季節到来、パウエルFRB議長明言でドル売り 08/24(土)

→ 最近よく読まれた記事
→ 明日の国内金プラチナ相場価格リアルタイム予想
→ PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
→ PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン

トップページへ
金プラチナ短期相場観
金プラチナ価格予想
PIVOT指数
主要マーケット指標
地金相場週間推移
相場情報メール
年間高値安値
国債格付一覧
チャートギャラリー
相関性RANK
トレンドワード
純金積立
マーケットトピックス


★PCサイトはこちら★
★iPhone/スマホ★