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米8月貿易収支で輸出は過去最大、貿易赤字は5ヵ月ぶり低水準
更新日:2024年10月09日(水)
米貿易収支 2024年8月貿易収支からも、米国経済の堅調ぶりが示唆される状況に。
8月の貿易収支は-704.3億ドル。貿易赤字幅は市場予想の-705億ドルを下回って3月(-679.7)以来、5ヵ月ぶりの水準へと縮小。
2年1ヵ月ぶりの大幅赤字となった7月からは-10.8%の縮小となり、2023年3月(-14.5%)以来、1年5ヵ月ぶりの大幅縮小。
輸出は2717.6億ドル。3ヵ月連続の増加、2ヵ月連続で過去最大を更新。なお前月からは+2.0%増で2月(+2.5%)以来、半年ぶりの大幅増。
輸入は3421.9億ドル。前月からは-0.9%で3ヵ月ぶりの小幅減、それでも過去4番めの高水準。

主要貿易相手国とのモノの輸出入では、中国への輸出が前月から11.8%拡大し、5ヵ月ぶりの高水準。ドイツへの輸出は+13.9%で1年ぶり高水準、過去3番めの高水準。メキシコへの輸出は+4.5%で2ヵ月連続増、過去最大。輸入も4.3%の拡大で3ヵ月ぶり、過去2番めの高水準。日本への輸出は-4.4%で2ヵ月連続減。

NY金・日足+20日移動平均線 2024年10月8日8日のNY金は-30.6ドル、1.15%の大幅安で3日続落。9月19日(2614.6)以来、半月ぶりの安値。時間外は2660ドルを挟んでの保ち合い推移、ロンドン・NY朝には2670ドル台前半の高値をつけて失速。NY市場では米長期金利上昇とドル高の流れにも連れて軟調推移、2650ドルの節目を割れると2630ドル割れへと一段安。NY午後には金利上昇とドル高一服で巻き戻しの流れへ、NY引け後には2640ドルを回復。ただし8月以降の急騰局面をサポートしてきた20日移動平均線(2642.0)を割り込んだまま。高値保ち合い崩れの形となって調整局面を形成、2650ドルの節目割れに伴う短期下値目安2600ドル近辺まで、もう一段の下げ余地も。

NYプラチナ・日足+200日移動平均線 2024年10月8日NYプラチナは-25.1ドル、2.54%安で4日続落。9月23日(961.8)以来2週間ぶり安値圏での一段安。時間外序盤には980ドル台での保ち合いも、前日割り込んだ節目の990ドル手前が高値となって戻り売り、980ドル割れへと水準を切り下げてロンドン市場では970ドル台での保ち合いも今度は980ドル近辺が重く、NY市場では970ドル割れへと一段安。960ドル付近では下げ渋ったものの、NY引け後の反発でも960ドル台半ばまで。990ドルの節目割れに伴う短期下値目安940ドル近辺を目指す調整局面が進行。200日移動平均線(960.7)にサポートされなければ一段安へ。

USDJPY・日足+20日移動平均線 2024年10月8日ドル円はわずかに+2銭、0.01%の小反発。急騰局面一服での調整も限定的となった前日の続き、とばかりに東京時間から下値を何度も試す展開に。東京朝には148円10銭台から147円50銭台までの下値トライ、148円台回復後には再度147円50銭近辺まで下落。午後にかけて148円10銭台へと再反発後、東京市場終了後には147円30銭台までの一段安トライ。これが安値となって切り返すと欧州時間からNY朝にかけて148円台を回復、NY市場では米10年債利回り上昇にも連れて148円30銭台へと高値トライ。NY午後には148円台を維持し。結果的に下ヒゲ十字線を形成して下げ渋り。引き続き9月安値(139.58)から10月高値(149.12)の23.6%戻し(146.87)程度までの調整余地も残しながら、148円80銭の節目を上抜けると150円台半ば辺りまでを短期上値目標に一段高トライへも。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場10/8終値とチャート

9日の国内金価格は-100円、0.73%の続落で10月2日(13433)以来、1週間ぶりの安値。9日移動平均線(13599)が目先のサポート候補に、その下は9月安値(12521)から最高値(13842)の23.6%戻し(13530)、さらには38.2%戻し(13337)近辺。13330円の節目を割れると13200円近辺までが次の下値目安に。13850円超へと最高値更新なら13900円の大台トライにも。

プラチナ価格は-96円、1.92%の続落。10月1日(4890)以来、1週間ぶりの安値。5050円の節目割れに伴う短期下値目安4950円近辺に到達し、ややオーバーラン。下落基調の90日移動平均線(5120)に上値を押さえられて反落した流れで、今度は上昇軌道の21日移動平均線(4890)にサポートされるかどうか。
※参考:金プラチナ国内価格10/9とチャート

2024年10月09日(水)時点の相場
国内金:13,648 円 10/9(水) ▼100(0.73%)
国内プラチナ:4,912 円 10/9(水) ▼96(1.92%)
NY金:2,635.4 ドル 10/8(火) ▼30.6(1.15%)
NYプラチナ:962.0 ドル 10/8(火) ▼25.1(2.54%)
ドル円:148.20 円 10/8(火) ▲0.02(0.01%)
→10/8(火)のその他主要マーケット指標

←原油価格急落で9月CPIも低下予想、実質賃金上昇率は一段高へ 10/10(木)
→10月入りで遅行線は急反発、ドル円月足では148円の攻防へ 10/08(火)
→最高値更新ラッシュ再び?国内金価格は2ヵ月半ぶり最高値 10/07(月)
→雇用統計はサプライズ、雇用大幅増、失業率低下、賃金高止まり 10/05(土)

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