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★金プラチナ短期相場観★

ISMでは製造業も非製造業も低調、雇用低迷、価格は高止まり
更新日:2025年08月07日(木)
ISM非製造業・製造業景況指数+価格+雇用 2025年7月先週末のISM製造業景況指数、今週のISM非製造業景況指数はいずれも低調。
7月の総合指数は製造業が9ヵ月ぶり低水準で5ヵ月連続の節目50割れ。非製造業は節目50をわずかに0.1ポイント上回るも市場予想を1.4ポイント程度、大幅に下回り、13ヵ月では2番めの低水準。

非製造業の価格指数は69.9となり、6月(67.5)から上昇、2022年11月以来、2年8ヵ月ぶりの高水準。
製造業の価格指数は7月に64.8となり、3月から6月までの69ポイント台からは急低下。ただし、3年1ヵ月では5番めの高水準。この間、60ポイント超は今年の5回のみ。依然、高止まり。
雇用指数は製造業も非製造業も低迷。
非製造業は46.4。続落で2ヵ月連続節目50割れ、4ヵ月ぶりの低水準。
製造業は43.4。続落で6ヵ月連続節目50割れ、1年ぶりの低水準。
7月雇用統計が予想外に低調となった結果にも同調し、スタグフレーション懸念も示唆。

NY金・日足+20日移動平均線 2025年8月6日6日のNY金は-1.3ドル、0.04%安で4日ぶりの小反落。アジア時間序盤に3440ドルの高値をつけて失速、3430ドル近辺での保ち合いからロンドン市場にかけては米10年債利回り上昇に連れて3420ドル割れへと一段安。3410ドル台で下げ渋るとNY市場では米10年債利回り低下とドル安の流れにサポートされて3430ドル台へと反発。この日の変動値幅は28.8ドル、今年の平均56.1ドルの半分の小動き。下ヒゲ十字線を形成しての高止まりも、3450ドルの節目手前では上値の重さも。予想外の事象などのきっかけがあれば節目突破で最高値更新トライへと向かう流れとなる可能性も。

NYプラチナ・日足+20日移動平均線 2025年8月6日NYプラチナは+9.3ドル、0.70%の反発。アジア時間に1320ドルの安値をつけて反発へ、1340ドル台まで上昇後にはロンドン市場での小幅調整を挟み、NY朝には1350ドル台へと一段高。若干の抵抗感も警戒された1350ドル近辺ではいったん失速もNY午後には1350ドル再トライ、高値では一時1360ドル台まで上昇し、NY引け後も1350ドル台を維持。7月の今年高値(1511.4)から8月安値(1271.1)の38.2%戻し(1362.9)でいったん跳ね返された格好にもなり、これを突破できれば半値戻し(1391.3)を目指す展開にも。

USDJPY・日足+20日移動平均線 2025年8月6日ドル円は-20銭、0.14%の反落。東京朝の147円半ばから上下動、147円70銭台まで上昇後に反落すると午後には147円30銭近辺へ、下げ渋って反発すると欧州時間序盤には147円80銭台まで上昇。これが高値となって失速すると米FRBの利下げ観測などを背景にドル売りの流れが強まり、NY朝には147円20銭台へ、NY午後につけた安値では一時147円割れ。しかしこの水準では底堅く、NY終盤には147円30銭台を回復。結果的に下値は147円の節目でサポートされ、上値は20日移動平均線(147.87)に跳ね返された格好。目先、147円を維持できなくなれば下値トライ再開、145円半ばまでが短期下値目安に。地合い回復に向けては20日線超えが必須。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場8/6終値とチャート

7日の国内金価格は-80円、0.46%安で3日ぶりの反落。17410円の節目突破に伴う短期上値目標17500円近辺到達後の一服となって下押し。17370円から17530円までが目先の主要レンジとなり、17370円の節目を維持できなくなれば下値トライへ、短期下値目安は17250円近辺。17530円の節目を上抜けると高値圏再トライへ、短期上値目標は17620円程度まで。

プラチナ価格は+78円、1.14%の反発で7月30日(7210)以来、1週間ぶりの高値。9日移動平均線(6992)が21日移動平均線(7100)をデッドクロスした圧に屈したかに見えた流れを耐え、6880円超へと切り返して小幅保ち合い上抜け。短期上値目標は9日線上抜けと7000円の大台回復トライへ。ただし6830円割れへと反落の場合には下値トライ再開、短期下値目安は6680円程度まで。
※参考:金プラチナ国内価格8/7とチャート

2025年08月07日(木)時点の相場
国内金:17,441 円 8/7(木) ▼80(0.46%)
国内プラチナ:6,912 円 8/7(木) ▲78(1.14%)
NY金:3,433.4 ドル 8/6(水) ▼1.3(0.04%)
NYプラチナ:1,339.9 ドル 8/6(水) ▲9.3(0.70%)
ドル円:147.36 円 8/6(水) ▼0.20(0.14%)
→8/6(水)のその他主要マーケット指標

←NY連銀消費者調査・1年先インフレ期待、7月は上昇 08/08(金)
→米輸入はトランプ2.0以前、中国からの輸入は16年超ぶり低水準 08/06(水)
→世界の金消費大国トップ2:中国・インドは2四半期連続 08/05(火)
→国内金価格は38.2%、プラチナ価格は23.6%戻しで下げ渋り 08/04(月)

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