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★金プラチナ短期相場観★

国内金価格が千円上昇するのに要した日数、過去最短を更新
更新日:2025年10月09日(木)
国内金価格が1000円上昇するのに要した日数 2025年10月9日国内金価格は今週、10月7日に2万1千円台に到達。
振り返ると史上初めて5千円台に到達したのが2013年1月18日。
世界金融危機を乗り越えて4千円台に到達した2011年4月4日から、5千円台に到達するまで1年9ヵ月、所要日数(営業日数)にして437日。
ここから5千円台を中心に横ばい推移の時代が続き、2019年から上昇基調へ。6千円台に到達したのは2020年1月8日。
5千円台での推移期間は、ほぼ9年、所要日数(営業日数)は1701日。
ここから加速度的に上昇基調を強めることに。
7千円台到達(20/7/27)までの所要日数は133日、8千円(22/3/7)台には385日。
9千円台まで250日、1万円の大台到達は2023年9月19日、所要日数は124日。

ここからはさらにスピードアップ。千円水準を切り上げるのに要した日数が3桁を超えたのは1万1千円までの108日と1万4千円までの106日のみ。
1万2千円までが19日、1万3千円までが28日、1万5千円には10日。
キリの良い水準で一服、1万6千円までには96日間を要し、その後は再加速。1万7千円には25日。
トランプ関税による混乱期となった今年5-8月を経て9月2日の1万8千円台到達までには82日。
そして足下の急騰局面、1万9千円台には9日、2万円台にも9日、そして大台到達後の一服となる間もなく、2万1千円台到達までわずか5日。
国内金価格が千円上昇するのに要した日数は過去最短を更新し、さらに2万2千円に向かっていると仮定すると、その所要日数は本日9日で2日め。次の大台までは、あと387円。

NY金・日足+20日移動平均線 2025年10月8日8日のNY金は+66.1ドル、1.65%高で4日続伸。4日連続、今年44回めの最高値更新。アジア時間の4000ドル付近が安値となり、大台を割れることなく堅調推移、4050ドル台へと水準を切り上げるとロンドン・NY朝にかけては4060ドルを挟んでの保ち合いに、NY午後には最高値を4080ドル台まで切り上げて失速、NY引け後には4060ドル割れへと調整の兆しのようにも。4000ドルの大台を割り込むようだと調整局面加速の可能性も、8月後半安値(3353.4)から最高値(4081.0)までの急騰に対する23.6%戻し(3909.3)辺りまでが調整目安に。3860ドルの節目割れの場合には38.2%戻し(3803.1)、3800ドル近辺までの一段安へ。

NYプラチナ・日足+20日移動平均線 2025年10月8日NYプラチナは+51.0ドル、3.09%の反発で2013年2月14日(1710.9)以来、12年8ヵ月ぶりの高値。アジア時間序盤に1650ドル割れの安値を付けて切り返すと、1690ドル台まで急反発。急騰一服となったロンドン市場では1680ドル台での保ち合いを経て、NY市場では1700ドルの大台トライ、高値では一時1710ドルまで上昇。NY午後には1700ドルの大台維持をかけた攻防となり、NY引け後にはこれを維持し切れず、1690ドル割れへと軟調推移。直近の短期上値目標1680ドル近辺到達後の一段高で大台回復の達成感から調整の兆しに。9月安値(1354.0)から10月高値(1710.8)の23.6%戻し(1626.6)近辺までが調整目安にも。

USDJPY・日足+20日移動平均線 2025年10月8日ドル円は+79銭、0.52%高で5日続伸。2月13日(152.78)以来、8ヵ月ぶりの高値。5日続伸は今年最長、昨年12月以来、10ヵ月ぶり。前日NY終盤につけた高値152円台からの反動安はこの日の東京朝、151円70銭台まで。浅めの調整を終えると押し目買いとなって午前のうちに152円60銭台へ、一服後は152円40銭台を中心に小幅揉み合い推移、欧州時間には買い圧力再燃で一段高トライ。153円近辺で失速するとNY市場では152円半ばで下げ渋って高値再トライも152円90銭台までにとどまり、152円後半での保ち合いの様相に。高市トレード継続にも、やや失速感も。ただし153円ラインが目先のレジスタンスとならないようだともう一段の円安進行も。1月の今年高値(158.87)から4月の今年安値(139.89)の76.4%戻し(154.39)辺りまでが上値目安にも。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場10/8終値とチャート

9日の国内金価格は+172円、0.80%高で5日続伸。4日連続、今年39回めの最高値更新。5日続伸は先週に続いて1週間ぶり、今年5回め。6月高値(17508)から6月安値(16618)までの下落幅の561.8%戻し(21618)付近に到達し、RSIも95.6%まで高騰。9月11日(96.5)以来1ヵ月ぶりで今年4番めの高水準。NY金とドル円が同時上昇するレアケースも続き、反落警戒感も高騰。調整目安としては、9月安値(18796)から最高値(21613)までの23.6%戻し(20948)も。

プラチナ価格は+105円、1.20%高で5日続伸。4日連続、今年5回めの最高値更新。さらなる一段高警戒水準としては9月29日(8401)から10月2日(8048)までの下落幅(353)の261.8%戻し(8971)近辺も。一定の調整へと向かえば9月中旬安値(7091)から最高値(8883)の23.6%戻し(8460)、38.2%戻し(8198)などが目安に。
※参考:金プラチナ国内価格10/9とチャート
2025年10月09日(木)時点の相場
国内金:21,613 円 10/9(木) ▲172(0.80%)
国内プラチナ:8,883 円 10/9(木) ▲105(1.20%)
NY金:4,070.5 ドル 10/8(水) ▲66.1(1.65%)
NYプラチナ:1,700.8 ドル 10/8(水) ▲51.0(3.09%)
ドル円:152.69 円 10/8(水) ▲0.79(0.52%)
→10/8(水)のその他主要マーケット指標

←NY金が100ドル上昇に要した日数も最速ペースを更新中 10/10(金)
→NY連銀9月インフレ期待は5ヵ月ぶり高水準へと上昇 10/08(水)
→それでなくとも上昇しやすい10月の金価格、プラチナ価格 10/07(火)
→高市トレードで円安・株高急伸、2万円台の金価格も再加速 10/06(月)

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