恐慌や経営不安などで金融機関に預金者が殺到することを「取り付け騒ぎ」と呼ぶのに対し、徐々に預金流出が進むことをバンクジョグ(Bank Jog)と呼ぶ。 ギリシャでは、2009年秋に過去の財政粉飾が発覚して以降、このバンクジョグが進んでいるという。この後、ギリシャのデフォルト懸念や周辺国を含めてのユーロ債務危機の進行に伴い、預金残高の減少も進み、スペインなどの南欧諸国でも預金流出が進んでいる。
最終更新:2012年05月30日