4月
金プラチナ短期相場観
続くギリシャ政局不安に欧州情勢不安で続くリスクオフ
更新日：2012年5月10日(木)
予想どおりギリシャ第２党の急進左派連合も組閣に失敗。次は第３党の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)。緊縮派と反緊縮派との歩み寄りは期待できず、再選挙へのシナリオが着々と進みます。
そんななか、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)はギリシャへの52億ユーロ融資実施を合意。
スペインでは大手銀行のバンキアを一部国有化へ。
不透明感増す欧州情勢を背景に、NYダウの6日続落を始め株式市場は軒並み下落、日経平均も今朝方一時3カ月ぶりの9,000円割れ。
為替市場ではユーロが対ドル8日続落で1月後半以来の1.30ドルの節目割れ。豪ドルは年初来安値で昨年末以来のパリティ（等価）割れ目前。
ドル買い円買い優勢でドル円は身動き取れずで79円台での小動き状態に。
NY金も３日続落で1,600ドル割れ、プラチナも1,500ドル割れ。売られ過ぎの過熱感高騰中の為、多少の戻りも挟みながら徐々に下値を切り下げる展開か。
今朝のオーストラリア雇用統計の好結果に豪ドルが上昇したことでドル円もやや連れ高状態、国内金プラチナ価格はドル円の多少の反発に支えられる状態。
- 2012年5月10日(木)時点の相場
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国内金 ： 4,244 円 5/10(木) ▼47(1.10％) 国内プラチナ ： 4,002 円 5/10(木) ▼40(0.99％) NY金 ： 1,594.2 ﾄﾞﾙ 5/9(水) ▼10.3(0.64％) NYプラチナ ： 1,499.2 ﾄﾞﾙ 5/9(水) ▼9.1(0.60％) ドル円 ： 79.64 円 5/9(水) ▼0.23(0.29％)
続くギリシャ政局不安に欧州情勢不安で続くリスクオフ 5/10(木)
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