金プラチナ短期相場観
米経済指標好転によるフォローとアゲンスト
更新日:2012年8月15日(水)
米国の7月小売売上高が前月比0.8%増。4ヶ月ぶりの増加となり、個人消費主導による成長加速への期待も高まります。
低調な雇用関連指数で11月大統領選に向けて苦しい戦いを強いられているオバマ大統領にとっても追い風いに。
逆に9月以降に期待されるFRB追加緩和への可能性は後退。
結果、フォローの風を受けた米ドルは上昇、ドル円は約1ヶ月ぶりに78円台70銭台まで上昇。
追加緩和期待後退というアゲンストの風を受ける金は1,600ドル近辺まで後退。
NY市場、金はドル買いの流れに逆相関となり続落。1,560~1,630ドルのレンジ上限の壁は厚い。
プラチナも1,380ドル~1,400ドル前半のレンジ内推移の中央値1,400ドル手前までの上昇に。
ドル円は79円台半ば程度までの上昇の可能性を維持。
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- 2012年8月15日(水)時点の相場
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国内金 : 4,251 円 8/10(金) ▲14(0.33%) 国内プラチナ : 3,710 円 8/10(金) ▲7(0.19%) NY金 : 1,602.4 ドル 8/14(火) ▼10.2(0.63%) NYプラチナ : 1,399.1 ドル 8/14(火) ▲6.3(0.45%) ドル円 : 78.73 円 8/14(火) ▲0.42(0.53%)
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