金プラチナ短期相場観
干ばつによる穀物価格高騰、G20会合へ
更新日:2012年8月14日(火)
米国の深刻な干ばつにより高騰を続ける穀物価格、これに対処するためにG20議長国のメキシコ、米仏は今月末に電話会議を実施し、G20緊急会合の開催につて協議予定とのこと。早ければ9月上旬にも開催の可能性とも。
震源地の米国では、オバマ大統領が干ばつ被害を受けた農業経営者支援として政府による食肉1億7千万ドル相当の買取(貧困層への食糧支援用)方針を発表。
こちらは大統領選に向けたアピールも半分か。
日本の小麦も85%を輸入に頼っており、米国が60%を占めます。
小麦粉やパスタなど、値上がりするかもしれませんね・・・
NY市場、金は欧米株やリスク通貨などのリスク資産の流れに同調。1,560~1,630ドルのレンジ上限付近からまたも反落。
プラチナは1,380ドル~1,400ドル前半のレンジ下限に向けて下落。
金とプラチナの価格差は過去最大圏の220ドル。
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- 2012年8月14日(火)時点の相場
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国内金 : 4,251 円 8/10(金) ▲14(0.33%) 国内プラチナ : 3,710 円 8/10(金) ▲7(0.19%) NY金 : 1,612.6 ドル 8/13(月) ▼10.2(0.63%) NYプラチナ : 1,392.8 ドル 8/13(月) ▼7.1(0.51%) ドル円 : 78.31 円 8/13(月) ▲0.05(0.07%)
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