金プラチナ短期相場観
重要イベントをこなして半期末の週はリスクオフの流れでスタート
更新日:2012年9月24日(月)
皮肉にも先週の日銀追加緩和以降、市場の潮目は変わってしまった可能性がありそうです。
リスクオフ傾向は週明けから加速し、為替市場はドル買い円買いでスタート。ドル円は78円割れ寸前まで下落し、ユーロドルはドル高ユーロ安、クロス円は急落の月曜午前中。日経平均も円高の影響で下落中。
金も時間外で1,770ドル割れ、プラチナも1,600ドル台へと大幅下落でのスタート。
一方的にリスクオフの流れが加速し続けるような地合いではないだけに、材料難からのやや大きめの調整相場とも思われますが・・・
週明けの国内市場、金はドル円の調整に合わせて3営業日続落。下値サポートラインは4,490円、上値抵抗は4,640円。
プラチナの短期トレンドは下落転換。4,100円台半ばまで下落の可能性。上方向は4,310円が直近の節目に。
※相場の節目やターゲットについてはこちらのチャート:本日の金価格、プラチナ価格とチャート9/24も参考にご覧ください。
- 2012年9月24日(月)時点の相場
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国内金 : 4,608 円 9/24(月) ▼19(0.41%) 国内プラチナ : 4,238 円 9/24(月) ▼73(1.69%) NY金 : 1,778.0 ドル 9/21(金) ▲7.8(0.44%) NYプラチナ : 1,637.6 ドル 9/21(金) ▲13.7(0.84%) ドル円 : 78.14 円 9/21(金) ▼0.10(0.13%)
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