金プラチナ短期相場観

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米大統領選に向けての最終討論会は外交と安全保障で白熱

更新日:2012年10月23日(火)

11月6日の米大統領選挙に向けてのテレビ討論会が白熱開催中です。
民主党のオバマ大統領と、支持率で猛追する共和党ロムニー氏との間で、外交と安全保障をテーマに最後の討論が行われています。
オバマ大統領はイスラエルとの同盟を強調し「私が大統領でいる限りイランが核兵器を入手することはあり得ない」と主張すると、ロムニー氏もこれには同調。アフガニスタンの撤退期限2014年までに立ち去るべき、但しパキスタンへの支援も必要、とロムニー氏。また、オバマ大統領の4年間の実績は十分ではない、などの批判も。
中国の台頭について、オバマ大統領は、競争相手ではあるがルールを守れば重要なパートナーにもなりうる、などの発言もありました。
オバマ大統領の発言中には、比較的女性の支持率が高く、ロムニー氏の発言中には女性の支持率がや低下しているようにも見えました。

NY市場、金はわずかに反発。下値目標1,700ドル割れが射程距離。上方向は1,750ドルが第一レジスタンス。
プラチナは3日続落。下落ターゲット1,570ドル付近を目指す展開。1,670ドルが上値抵抗線。

円安が進み8日続伸となったドル円の上値目標は最大82円台半ば。サポートラインは78円10銭。
国内、金は上下に大きく振れる展開でまたも4,600円台前半に大幅上昇。今のところは下落トレンドで下値目標4,400円、上方向4,640円を超えると流れが変わりそうな可能性も。
プラチナは小幅反発も下落圧力が強い状況で、4,220円の下値ターゲットへと向かう展開。

※参考:本日の金価格、プラチナ価格とチャート10/23

2012年10月23日(火)時点の相場
国内金4,615 円 10/23(火) ▲51(1.12%)
国内プラチナ4,318 円 10/23(火) ▲14(0.33%)
NY金1,726.3 ドル 10/22(月) ▲2.3(0.13%)
NYプラチナ1,612.2 ドル 10/22(月) ▼3.3(0.20%)
ドル円79.94 円 10/22(月) ▲0.64(0.80%)

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