金プラチナ短期相場観

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オバマ大統領は期日前投票促進で再選を目指しドル安政策も継続するのか

更新日:2012年10月27日(土)

テレビ討論会などを経てロムニー氏の支持率が急騰、かなりの接戦が報じられる大統領選挙まであと10日。既に期日前投票が始まっており、実質決戦はスタート。オバマ大統領自身も地元のシカゴで期日前投票を済ませ、期日前投票の促進により勝利した前回選挙と同じ作戦の様子。
テレビ討論会でロムニー氏に猛追された格好のオバマ陣営としては、支持率が逆転する前に投票を済ませてもらおう、という意図かどうかは不明ですが、既に有権者の18%が期日前投票を済ませ、この数字は最大40%程度にまで達するとも見られます。
ドル安政策継続の可能性が高いと見られるオバマ大統領の再選か、ドル高政策への転換を推進すると見られるロムニー氏の勝利か、運命の決戦は既にスタートしています。

週末のNY市場、金相場は一時1,701ドルまで下げて反発。米第3四半期GDPの好結果に反応。結局1,710ドル付近での小動きが続きます。今週安値で1,690ドル台のターゲットにほぼ到達したことで売り圧力は徐々に緩和傾向にある様子。当面は1,700~1,750のレンジを中心とした動きとなりそうな気配も。
プラチナは目標値1,570ドル到達後、一服して再度大幅反落。しばしばターゲットをオーバーランするプラチナ相場特有の動き。90日移動平均線からの乖離率も+1.2%へとようやく収束してきたところ。そろそろ下落局面が一服してもよさそうなものですが・・・

2012年10月27日(土)時点の相場
国内金4,587 円 10/26(金) ▲30(0.66%)
国内プラチナ4,220 円 10/26(金) ▲7(0.17%)
NY金1,711.9 ドル 10/26(金) ▼1.1(0.06%)
NYプラチナ1,546.0 ドル 10/26(金) ▼22.8(1.45%)
ドル円79.59 円 10/26(金) ▼0.71(0.88%)

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