金プラチナ短期相場観

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G20共同声明で円安一服と思いきや

更新日:2013年2月18日(月)

モスクワで行われたG20の共同声明では「競争目的のために為替レートを目標にしない」という表現にとどまり、日本に対する直接的な批判が回避され、以前のように為替レートの水準を示唆するような発言に対しては牽制されたたものの、日本の政策容認、という形に。ただ、すぐに円安が再加速するようであれば新興国などからの批判再燃の可能性もあり、円安の流れは一服するのではないかという見方のほうが優勢のようです。
週明けの国内、朝から日銀の西村副総裁の「物価目標2%は十分に実行可能」、安倍総理の「結果出せないなら日銀法改正も」、「(為替が)適正水準に行くのは正しい」などの発言もサポート材料となったようでドル円は再び94円台の高値圏へ。
表現が変わっただけで国内要人の強気発言は続くようです。

週明けの国内、金価格はこれで6営業日続落。今年に入って始めての21日移動平均線割れ。ここで反発できなければ、5,000円のサポートラインが意識される状況。
プラチナは3日続落。5,340円の節目を下抜けたことで下落余地は5,200円台前半まで。
※参考:金プラチナ国内価格2/18とチャート

2013年2月18日(月)時点の相場
国内金5,058 円 2/18(月) ▼32(0.63%)
国内プラチナ5,301 円 2/18(月) ▼48(0.90%)
NY金1,609.5 ドル 2/15(金) ▼26.0(1.59%)
NYプラチナ1,677.7 ドル 2/15(金) ▼33.2(1.94%)
ドル円93.54 円 2/15(金) ▲0.67(0.72%)

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