金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

富裕層が買い支え、国内金価格は90日移動平均でも6300円超え

更新日:2020年6月22日(月)

国内金価格90日移動平均が5000円を超えてから100円上昇するのに要した営業日数 2020年6月22日ロイターによれは、コロナショック後は世界の富裕層で金関連の投資が増加しているもよう。インフレでもデフレでもヘッジ効果が見込まれる金を、ポートフォリオに組み込むことが推奨され、最大では10%程度というケースもあるとか。
そんな追い風もあり、国内でも高止まりが続く金価格は90日移動平均でも6300円を超えてきました。

6月22日時点での90日移動平均は6301円。初めて6200を超えた5月28日から1ヵ月かからず、要した日数は17営業日、3週間と2日。その前、国内金価格が史上初めて90日移動平均で6100円を超えた5月11日から、6200円を超えるまでに要した日数はわずか13営業日、2週間と3日。
さらにその前、90日移動平均が6000円から6100円まで、100円上昇するのに要した営業日数は12日。たった2週間と2日。これは、国内金価格の90日移動平均が5000円を超えてから100円上昇するのに要した営業日数では、5300円から5400円までの所要日数と並び、最短。
最長では、昨年12月18日に5600円を超えるまでに要した27営業日。5週間と2日、調整局面をはさんだこともあり、1ヵ月余りかかりました。

平均は17.1日。中期トレンドが大きく崩れなければ、3-4週間程度で90日移動平均は100円上昇することになります。世界同時株高でも、コロナショック再燃でも1ヵ月程度で100円上昇する可能性はあります。
夏の終りには90日移動平均が6500円を超えている可能性もあるかもしれません。秋には6600円を超えている可能性もないとは言えません。

なお、90日移動平均が初めて5000円の大台を超えたのは昨年7月19日。4900円を初めて超えたのは2013年3月26日。4900円から5000円まで100円上昇するのに要した営業日数は1545日。6年4ヵ月を要しました。

国内金価格・日足チャート 2020年6月22日感染第2波への警戒感などから米株が急失速した先週末の流れは週明けも継続。時間外のダウ先物は100ドル超下げて始まり、NY金は先週末の1750ドル台半ばから1760ドル台へと小幅に水準を切り上げて週明け時間外をスタート。一時1766ドル辺りまで上値を伸ばし、短期上値目標1760ドル台にしっかり到達。為替が先週末水準106円80銭台での小動きにとどまっていることで国内金価格を押し上げ。22日時点での20日移動平均は6573円、20日移動平均+2%乖離の水準は6646円。-2%乖離は6385円。

22日の国内金価格は+94円、1.45%の大幅高となって5日ぶりの反発で6月5日(6580)以来、半月ぶりの高値。金曜日には高値保ち合いをわずかに下放れて大幅調整への可能性も示唆していた状態も、週末のNY金が保ち合いを上抜けて一段高となったことによって巻き戻し。逆に大きく切り返す形となって上方向への節目6540円を大きく上抜け。高値保ち合いを上抜けた形状からは、さらに大きく上値を伸ばす展開にも。可能性としては、最高値更新とさらに一段高となって6700円を目指すような流れにも。ただし、NY金が短期上値目標水準に到達していることから、行き過ぎの展開とならない限りは伸び悩みの展開にも。また、5月18日の最高値6603円を起点とする右肩下がりの抵抗線にちょうどぶつかった状態にもなり、いったん上値を押さえられるのにも都合の良い水準。

国内プラチナ価格・日足チャート 2020年6月22日国内プラチナ価格の90日移動平均は、最近のピークが2月28日の3580円。6月22日時点では3093円。4ヵ月弱、76営業日で487円の下落。国内プラチナ価格の90日移動平均は現状、100円下落するのに平均15.6営業日。ほぼ3週間で100円づつ低下する流れが続いています。足下では20日移動平均-4%乖離(3015)付近で反発した格好にもなり、90日移動平均を超えて20日移動平均線(3141)付近までの回復が期待されます。 

プラチナ価格は+16円、0.53%高で4日ぶりの反発。金曜日に820ドル台後半へと水準を切り上げたNYプラチナは、週明け時間外も同じ水準で膠着スタート。3000円の大台ラインを目指す軟調な流れはいったん下げ止まった形にも。ただし、短期下落トレンドに変調をきたすような状態でもなく、NYプラチナの上値の重さをそのまま反映する状況。反落となって3030円を割り込むようだと下値トライ再開で3000円の大台割れ、4月高値2980円台までが下値目安に。上方向には3120円の節目を超えることができれば短期トレンド好転へ、上値目標3180円近辺を目指す展開にも。
※参考:金プラチナ国内価格6/22とチャート

2020年6月22日(月)時点の相場
国内金6,573 円 6/22(月) ▲94(1.45%)
国内プラチナ3,047 円 6/22(月) ▲16(0.53%)
NY金1,753.0 ドル 6/19(金) ▲21.9(1.27%)
NYプラチナ827.3 ドル 6/19(金) ▲15.1(1.86%)
ドル円106.89 円 6/19(金) ▼0.08(0.07%)

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