金プラチナ短期相場観

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三角保合い上抜けの攻防続く金価格、抜け出せば7600円台も?

更新日:2021年10月25日(月)

国内金価格・日足一目均衡表 2021年10月25日円安トレンドは調整局面入り、しかしドル高の流れも一足先にやや軟調方向へ。この流れを受けてNY金は徐々に下値を切り上げる堅調な流れにも。結果的に国内金価格は三角保合い上抜けをかけた攻防状態が続く底堅さと、そう簡単には突破できない上値の重さも混在。インフレ懸念だけを純粋に見ればインフレ資産の金にはサポート要因、しかしインフレ=利上げへの連想から売り要因にも。そして現状はボトルネック等による悪いインフレ懸念となっていることも金価格の下支え要因の一つにもなっている様子も。

それでも中長期的に見れば軟調方向優勢へ、との視点から現状の大きな三角保合いを下抜けへと向かった場合の目安水準としては6070円近辺も、との予想も成り立ちますが、想定以上の底堅さとFRBの見通しにもゆらぎが見え始める昨今の状況を踏まえると逆の展開への可能性も。
単純計算による、三角保合い上抜けの場合の想定目安としては、
今年3月安値(6413)から6月高値(7335)までの上昇幅=922円、
8月安値(6710)を起点に922円上昇した場合=7632円。
中長期的な目安として、最大では過去最高値付近となる7600円台再トライの可能性もあり得るかもしれません。

その一方で、三角保合い下抜けの場合の、控えめな想定目安として、
6月高値(7335)から8月安値(6710)までの下落幅=625円、
10月高値(7163)を起点に625円下落した場合=6538円。
中期的には6500円台前半辺りまでの下値トライにとどまる可能性も否定できません。

25日の国内金価格は+17円、0.24%の反発で15日(7163)以来、10日ぶりの高値。昨年8月の過去最高値を起点として1年3ヵ月続く上値抵抗線が通過する7160円台で一度は上値を押さえられたものの、下げ渋って再トライの様相に。ほぼ下げ止まった90日移動平均線(6945)を21日移動平均線(6968)が上抜けて強気のパーフェクトオーダーを完成、サポート体制を整え直しての再トライ。週末に急騰後の急反落で1790ドル台では下げ渋ったNY金は週明け時間外も1790ドル台半ばで小動き、調整が続いて週末には113円40銭台まで下げたドル円は113円50銭台から60銭台へと反発の兆しで週明けをスタート。国内金価格にとっては比較的底堅い展開も予想されそうな週明け、このまま7160円台の強めの抵抗水準を突破することになれば、短期的には7200円の大台超えが上値目標水準。またしても上値を押さえられる展開となった場合には、9月安値(6764)から10月高値(7163)までの23.6%戻し(7069)近辺までが当面の下値サポート。

国内プラチナ価格・日足一目均衡表 2021年10月25日プラチナ価格は-36円、0.86%の続落。19日(4125)以来1週間ぶりの安値となり、4120円台から4180円までの小幅保ち合い下限付近。小さなダブルトップ形成への警戒感も漂う状態にも。4125円を下回れば短期節目割れ、と同時にネックライン割れでダブルトップ完成。短期的には4070円前後までを下値目安に一段安の展開へ。先週末の乱高下で1040ドル台前半へと水準切り下げていたNYプラチナは1040ドル台後半へと小幅反発基調で週明けをスタートし、国内プラチナ価格をいったんは下支え。4180円超へと切り返す展開となれば上値トライ再開となって4250円近辺までが当面の上値目標。

日足・一目均衡表では三役好転の強気相場状態を維持しながらも、5月高値(4750)から9月安値(3536)までの半値戻し(4143)達成後は伸び悩み。遅行線が雲の下限に上値を押さえられ、横滑りで上抜け後には雲の上限に押さえられる形となって再反落。遅行線は90日移動平均線も目前に迫り、上値トライに向けては厳しい展開にも。それでも保ち合い上抜けへと向かえば61.8%戻し(4286)近辺も意識され、反落の展開となれば38.2%戻し(4000)程度までの調整局面形成にも。
※参考:金プラチナ国内価格10/25とチャート

2021年10月25日(月)時点の相場
国内金7,152 円 10/25(月) ▲17(0.24%)
国内プラチナ4,131 円 10/25(月) ▼36(0.86%)
NY金1,796.3 ドル 10/22(金) ▲14.4(0.81%)
NYプラチナ1,052.1 ドル 10/22(金) ▲2.4(0.23%)
ドル円113.50 円 10/22(金) ▼0.51(0.45%)

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