金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

NY・フィラデルフィア連銀、5月非製造業景況感はともに回復

更新日:2024年5月23日(木)

NY連銀×フィラデルフィア連銀×ISM非製造業指数 2024年5月米国の景況感を示す経済指標のうち、先行指標となる主要地区連銀の景況感指数では、5月は製造業がやや低調。
NY連銀製造業景況指数は-10.0の予想に対して-15.6となり、4月からも小幅に反落。
フィラデルフィア連銀製造業景況指数も8.0の予想に対して4.5。4月からも-11.0と急失速。

その一方で非製造業は回復基調が進行。
NY連銀の非製造業景況指数、ビジネスリーダー調査の5月は3.0。4月の-0.6から反発し、2022年9月(5.3)以来、1年8ヵ月ぶり高水準。昨年10月の-19.1から反発傾向となり、プラス圏回復の兆しにも。
なお、構成指数では雇用が半年ぶりの高水準となり、雇用見通しも4ヵ月ぶりの高水準。支払価格は1年ぶり高水準となり、支払価格見通しも半年ぶり高水準。
インフレ警戒感とともに雇用回復は継続。
フィラデルフィア連銀の5月非製造業指数は-0.6。前月比+11.8の急騰で続伸、5ヵ月ぶりの高水準。3月の-18.3から急回復基調でプラス圏回復も目前。
構成指数では、週平均労働時間が7ヵ月ぶり高水準、賃金・福利厚生費は1年3ヵ月ぶりの高水準、設備投資(機器・ソフトウエア)も4ヵ月ぶり高水準。

4月には1年4ヵ月ぶりの節目50割れとなったISM非製造業景況指数も、5月は下げ渋るかもしれません。


22日のNY金は-33.0ドル、1.36%の大幅続落で5月16日(2385.5)以来、1週間ぶりの安値。下落率は今年の絶対値平均騰落率0.67%の2倍、今年4番めの急落。2420ドル台での小幅揉み合い推移となったアジア時間に2340ドルの高値をつけた後、2420ドルを挟んでの攻防へ。ドル高の流れを受けて徐々に上値が重くなり、NY市場で2410ドルを割れると2400ドルの大台割れへと一段安。NY午後の自律反発局面では2400ドルの大台で上値を押さえられる格好にもなり、NY引け後にはFOMC議事要旨で追加利上げが意識されていたことも材料視されて2380ドル近辺へと一段安。2380ドルから2440ドルまでの主要レンジ下限ではなんとか下げ渋った状態。これを維持できなくなるようなら、2360ドル前後までの下値切り下げへ。

NYプラチナは-11.2ドル、1.06%安で3日続落。5月14日(1044.6)以来1週間ぶり安値圏での一段安。アジア時間には前日高値付近、1070ドル手前が高値となり、1060ドルをはさんでの保ち合い推移でロンドン・NY市場へ。NY午後には1050ドル近辺へと水準を切り下げ、NY引け後には1043ドルの安値をつけて1040ドル台半ばでの推移。前日の下ヒゲ十字線で反発とはならなかったものの、前日安値は下回らず、昨年11月安値(843.1)から今年高値(1105.0)の23.6%戻し(1043.2)近辺で下げ渋る状態となり、格好の下げ止まり水準にも。下げ止まり切れないようなら38.2%戻し(1005.0)近辺までが意識される可能性も。

ドル円は+61銭、0.39%の反発で4月30日(157.81)以来、3週間ぶりの高値。前日NY時間につけた安値155円80銭台からの押し目買いの流れがゆっくりと継続。この日の安値は東京朝の156円10銭台、午後には156円30銭台、欧州時間には156円50銭台へ。NY朝には156円60銭台から30銭台までの押し目をはさみ、NY午後にはFOMCを議事要旨をきっかけに156円半ばから後半へ、高値では156円80銭台まで上昇。156円50銭の節目上抜けトライはこの日も一度は跳ね返されたものの、FOMC議事要旨を経て上抜けに成功。流れとしては今年高値圏再トライへ、158円近辺までを目指す展開となる可能性。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場5/22終値とチャート

23日の国内金価格は-176円、1.32%の大幅続落で5月17日(13028)以来、1週間ぶりの安値。下落率は今年の絶対値平均騰落率0.59%の2.24倍、4月23日(-278円、2.14%)以来1ヵ月ぶりで今年2番めの急落。前回も最高値更新(12996円、22日)直後の急反落局面。ちなみに騰落率1%超は今年13回(全て3月以降)、うち下落は2回のみ。今回もそれなりの巻き戻しとなって5月安値(12630)から最高値(13368)の23.6%戻し(13194)も達成したことから一服感も。次に意識される節目としては38.2%戻し(13086)。

国内プラチナ価格は-57円、0.99%の反落で5月14日(5445)以来、1週間ぶりの安値。5740円の節目割れに伴う短期下値目安5680円程度にも到達し、右肩上がりの9日移動平均線(5673)付近に。短期上昇トレンドを維持して下げ止まるのに都合の良い、最低水準にも。値幅的には4月末安値(4925)から5月高値(5877)の23.6%戻し(5648)近辺にもあと少し。
※参考:金プラチナ国内価格5/23とチャート

2024年5月23日(木)時点の相場
国内金13,156 円 5/23(木) ▼176(1.32%)
国内プラチナ5,674 円 5/23(木) ▼57(0.99%)
NY金2,392.9 ドル 5/22(水) ▼33.0(1.36%)
NYプラチナ1,049.7 ドル 5/22(水) ▼11.2(1.06%)
ドル円156.80 円 5/22(水) ▲0.61(0.39%)

5/22(水)のその他主要マーケット指標

総合PMI、ユーロ圏とドイツは1年ぶり、米国は2年超ぶり高水準 5/24(金)

NY・フィラデルフィア連銀、5月非製造業景況感はともに回復 5/23(木)

慎重姿勢のFRB、年内2回の利下げ織り込む市場予想 5/22(水)

プラチナ価格高騰をサポートする自動車触媒需要は近年最大水準 5/21(火)

円高とNY金の調整を終え、国内金・プラチナとも高値再トライ 5/20(月)


短期相場観~よく読まれた記事一覧

明日の国内金プラチナ相場価格リアルタイム予想

PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン

PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン


RSS金プラ短期相場観 RSSリーダーで金プラチナ短期相場観を購読


ページの先頭へ