金プラチナ短期相場観

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高市トレードで円安・株高急伸、2万円台の金価格も再加速

更新日:2025年10月6日(月)

大方の予想どおり?か予想に反して?かどうかは別として、大方の市場の期待どおり?の結果となって高市新総裁の誕生。
週末の自民党総裁選の結果を受けて、週明け早朝から円安の流れ急伸。ドル円は週末から2円超の円安となって149円台、東京市場では日経平均が1800円超の大幅高で47000円台へと水準を切り上げてスタート。保ち合いが続いたドル円に対し、急騰局面が続いて3900ドル台へと水準を切り上げたNY金に追随する形で価格高騰が続いた国内金価格も、2万円台到達後も息つく間もなく円安サポートも加勢して再加速。
にわかに高まる改革期待とともに、市場の流れも新局面を迎えることになるのか、一時的なご祝儀相場に終わるのか。新政権誕生を経て、新たな政策推進動向とともに、新局面へと向かう市場動向への注目度も高まることに。

週明け時間外のNY金は3940ドル台へと最高値を更新し、3930ドル近辺へと一服。NYプラチナも1660ドル台へと今年高値を更新し、1640ドル台へと戻して一服。147円40銭台で週末を折り返したドル円は149円台へとジャンプアップして週明けをスタートし、149円80銭台までの上値トライ。

国内金価格・日足一目均衡表 2025年10月6日6日の国内金価格は+539円、2.69%の大幅続伸。3営業日ぶり、今年36回めの最高値更新。上昇率は今年の絶対値平均騰落率0.73%の3.7倍、コロナ禍以来5年ぶりの大幅高となった4月10日(+736円、4.83%)に次ぎ、半年ぶりで今年2番めの急騰。20140円の節目上抜けに伴う短期上値目標20230円程度を突き抜けての一段高となり、先週の調整幅(130)の400%戻しを達成。押し目買いの勢いに衰えの兆しは見られず。目先、しばらくは2万円の大台ラインがサポートとなりそうな状況に。
一目均衡表では基準線(19069)を大きく上回る転換線(20050)に接近したかと思えば急反発、のパターンを繰り返し、三役好転の強気相場での急騰局面継続。水準的には6月高値(17508)から6月安値(16618)の400%戻し(20178)を達成してさらに一段高。次に意識される節目、461.8%戻し(20728)も目前。500%戻し(21068)なら21000円台へ。

国内プラチナ価格・日足一目均衡表 2025年10月6日プラチナ価格は+363円、4.46%の続伸で1週間ぶり、今年2回めの最高値更新。9日移動平均線(8130)にサポートされ、強気のパーフェクトオーダーを維持して再加速。8410円の節目突破に伴う短期上値目標8500円に到達。一服となれば8040円までのレンジでいったん高値保ち合い形成の展開にも。
一目均衡表では基準線(7718)の上で急騰する転換線(8102)に押し上げられ、三役好転を維持して急反発。今週後半と来週末にかけて断続的に生じる雲のねじれには警戒感も。水準的には7月高値(7597)から8月安値(6748)の200%戻し(8446)に到達。一服とならなければ261.8%戻し(8971)から9000円の大台トライも視野に。
※参考:金プラチナ国内価格10/6とチャート

2025年10月6日(月)時点の相場
国内金20,555 円 10/6(月) ▲539(2.69%)
国内プラチナ8,511 円 10/6(月) ▲363(4.46%)
NY金3,908.9 ドル 10/3(金) ▲40.8(1.05%)
NYプラチナ1,642.1 ドル 10/3(金) ▲56.1(3.54%)
ドル円147.46 円 10/3(金) ▲0.21(0.14%)

10/3(金)のその他主要マーケット指標

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