更新日:2026年2月14日(土)
2026年1月、米国のインフレ懸念は一段と後退。
米労働省発表の消費者物価指数、1月の総合指数、CPIは前年比+2.39%。市場予想の+2.5%を下回り、前月から-0.29%の続落で8ヵ月ぶりの低水準。2021年3月以降の4年11ヵ月で3番めの低水準。
食品とエネルギーを除くコアCPIは前年比+2.50%。市場予想どおりで前月からは-0.14%下落、2021年3月(1.65)以来、4年10ヵ月ぶりの低水準。
セクタ別では全体の60.7%を占める、エネルギー関連を除くサービス価格が前年比+2.9%となり、4年4ヵ月ぶりの低水準。
19.2%を占める、食品とエネルギーを除くモノの価格は前年比+1.1%。これも7ヵ月ぶりの低水準。
その他、13.7%を占める食品価格が+2.9%、6.4%を占めるエネルギー価格は-0.1%。
項目別ではウェイト最大の26.2%を占める帰属家賃が前年比+3.3%。4年3ヵ月ぶり低水準へと低下。7.8%を占める賃貸住宅は+2.8%。これも4年3ヵ月ぶり低水準に。
クリーブランド連銀のメディアンCPIは前年比+2.97%。前月から-0.13%で6ヵ月続落、8ヵ月ぶりの低水準。
16%トリム平均CPIは前年比+2.72%。前月から-0.19%の反落で4年8ヵ月ぶりの低水準。
アトランタ連銀のスティッキーCPIは前年比+3.05%。前月から-0.03%の反落で2ヵ月ぶりの低水準。4年5ヵ月で2番めの低水準。
どこを切り取っても、インフレ鈍化傾向は1月に一段と進行。
13日のNY金は+97.9ドル、1.98%の反発。アジア時間序盤に4910ドル割れも前日安値を下回らず、4900ドルの大台付近で折り返し。5000ドルの大台超えでは上値も重く、保ち合いとなったロンドン市場では4950ドル近辺までの下押し後に反発トライ再開。NY市場ではCPI結果を受けて追加利下げへの思惑も強まり、5000ドル回復後も一段高トライとなって5000ドル台半ばへ、高値ではNY引け後に5070ドル付近まで上昇。ゆるやかな上昇軌道を維持する20日移動平均線(4964)にもサポートされて保ち合いを維持、4940ドルから5100ドルまでが目先の主要レンジとなり、上限突破できれば5250ドル近辺を目安に高値圏再トライへ。下限を割り込むようだと4850ドル程度までの下値切り下げも。
週間ベースでは+66.5ドル、1.34%の続伸。
NYプラチナは+55.4ドル、2.74%の反発。アジア時間序盤の戻り売り局面では前日安値を下回って1980ドルまで下落。これが安値となり、2070ドルの節目割れに伴う短期下値目安1920ドル近辺には届かずに折り返し。2030ドル近辺まで戻しての保ち合いを経て、NY市場ではもう一段の反発トライ、CPI後のNY金の上昇局面にも追随する形となって2080ドル近辺へ。高値では2100ドルにワンタッチ、NY引け後には2060ドル台へ。2020ドルが目先の下値サポート、これを維持できない場合には1930ドル程度までの下値再トライも。当面の上限2150ドルを突破できれば一段高トライへ、短期上値目標は2330ドル近辺。金との価格差は2969.2ドル、4日ぶりに過去最大を更新。
週間ベースでは-22.3ドル、1.06%安で3週続落。
ドル円はわずかに-4銭、0.03%安で5日続落。1月27日(152.19)以来、半月ぶり安値圏でほぼ横ばい推移。5日続落は昨年5月以来、9ヵ月ぶり。前日までの軟調局面一服となって巻き戻しの流れとなった東京朝には152円70銭近辺から153円30銭台まで急反発、田村日銀審議委員のタカ派発言を受けて152円80銭台まで下押しも、反発局面再開で欧州時間には153円60銭台まで上昇。しかし前日高値付近で失速するとNY朝にかけては米長期金利低下とともに軟調推移、米1月CPI結果を受けて153円割れへと一段安、153円を挟んでの保ち合いを経てNY午後には安値で152円60銭近辺まで下落。153円の節目割れに伴う短期下値目安151円半ば辺りまでの下値余地を残しながらも152円前半では下げ渋る展開に。152円前後での足場固めに失敗するようだと大幅下落リスクも。
週間ベースでは-4.53円、2.88%の反落。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場2/13終値とチャート
2026年2月14日(土)時点の相場
国内金:26,568 円 2/13(金) ▼740(2.71%)
国内プラチナ:10,783 円 2/13(金) ▼509(4.51%)
NY金:5,046.3 ドル 2/13(金) ▲97.9(1.98%)
NYプラチナ:2,077.1 ドル 2/13(金) ▲55.4(2.74%)
ドル円:152.71 円 2/13(金) ▼0.04(0.03%)
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