更新日:2026年3月7日(土)
米2月雇用統計はネガティブ・サプライズ。
非農業部門雇用者数は市場予想の前月比+5.5万人を大幅に下回ってまさかのマイナス、-9.2万人。
3ヵ月平均では+0.6万人。8ヵ月ぶり高水準となった1月(5.0)から急失速。
失業率も4.3%予想に対して4.4%へと上昇。
ただしU6失業率は7.9%。前月から-0.2%で3ヵ月続落、7ヵ月ぶりの低水準。改善。
平均時給は前年比+3.84%となり、市場予想の+3.7%を上回り、前月から+0.13%の反発で3ヵ月ぶり高水準。長期平均+3.15%を上回る水準で下げ渋り。
労働参加率は62.0%。4年2ヵ月ぶり低水準。低調。
長期失業者の割合は25.3%。前月から+0.6%で2ヵ月ぶり高水準。7ヵ月で3番め、4年間でも3番めの高水準。悪化傾向。
人口に対する雇用率は59.3%。2021年11月(59.3)以来、4年3ヵ月ぶり低水準。低調。
ADPや失業保険申請件数など、事前の指標で示された雇用情勢の堅調ぶりを否定するような結果に。
6日のNY金は+80.0ドル、1.58%の反発。アジア時間には5090ドル台から5150ドル近辺まで反発して失速、ロンドン市場では5100ドル割れへと巻き戻し、5070ドル付近の安値をつけて下げ渋るとNY市場では再度反発トライ。雇用統計が予想外に低調となったことを受けて5140ドルまで急騰も、いったん巻き戻す乱高下状態に。しかし、NY午後にかけて米長期金利低下とドル安が進行すると上値トライ再開、高値では5180ドル台まで上昇。中東情勢を背景にNY原油が5ヵ月ぶり高値となる90ドル台へと急騰し、ダウが3ヵ月ぶり安値など株安基調も継続、リスク回避の安全資産買いでNY引け後にかけても5100ドル後半で高止まり。5070ドルから5320ドルまでが目先の主要レンジとなり、20日移動平均線(5102.7)が浅めのサポートに、5200ドル台前半が抵抗帯となる可能性も。5070ドル割れの場合には4980ドル辺りまでの下値トライへ、5320ドル超えなら5500ドル台へと最高値圏トライも。
週間ベースでは-89.2ドル、1.70%安で5週ぶりの反落。
NYプラチナは+12.4ドル、0.58%の反発。アジア時間には2120ドル近辺から2160ドル台へと反発、ロンドン序盤に2170ドル台の高値をつけて失速するとNY朝には2120ドル近辺へと巻き戻し。雇用統計の結果には金急騰と株価急落に乱高下、2090ドル近辺の安値をつけながら、NY午後にかけては米株の下げ渋りとNY金の高止まりにも追随する形で2150ドル台へと反発。次週。2160ドルの節目を突破できれば反発局面継続で2280ドル辺りまでが短期上値目標に。逆に2070ドル割れへと反落の場合には戻り売りの流れで短期下値目安は1980ドル近辺まで。
週間ベースでは-231.8ドル、9.77%安で3週ぶりの反落。
ドル円は+27銭、0.17%の続伸で1月22日(158.42)以来、6週間ぶりの高値。前日NY終盤から続いた157円半ばでの小幅保ち合いを東京午後に抜け出して上値トライ、前日高値を超えながらも
157円90銭近辺で上げ渋ると157円50銭近辺へと巻き戻し。欧州時間の再トライで157円90銭の攻防を突破するとNY朝には一時158円台へ、しかし、予想外に低調となった雇用統計の結果を受けて157円前半へと急反落。ただし、下値も堅く158円再トライ、でも上値も重くNY午後には157円後半での保ち合いに。NY終盤には157円80銭の節目をわずかながらも上抜けた状態となり、次週158円がレジスタンスとならなければ158円後半までは上値を伸ばすような展開へ。ただし157円のサポートを割り込むようだと155円後半を目安に調整へ。
週間ベースでは+169銭、1.08%高で3週続伸。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場3/6終値とチャート
2026年3月7日(土)時点の相場
国内金:28,202 円 3/6(金) ▼338(1.18%)
国内プラチナ:11,726 円 3/6(金) ▼269(2.24%)
NY金:5,158.7 ドル 3/6(金) ▲80.0(1.58%)
NYプラチナ:2,141.7 ドル 3/6(金) ▲12.4(0.58%)
ドル円:157.81 円 3/6(金) ▲0.27(0.17%)
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