更新日:2026年3月9日(月)
イランでは次期最高指導者が選出され、同国の高濃縮ウラン確保の為に米国では地上への特殊部隊投入も検討される状況に。
事実上のホルムズ海峡封鎖は続き、ペルシャ湾岸の中東産油国では原油減産も始まり、原油価格は急騰。
NY原油価格は週末の90ドル近辺から週明け時間外に一時110ドル超へ、2022年7月以来3年8カ月ぶり高値へと急騰。
これを受けて米株先物などはリスク回避の急落。為替は有事のドル買い急伸となってドル円は158円台へと上昇。
安全資産の金買いよりもドル高に伴う売り圧力優勢となった週明け時間外のNY金は、5210ドル近辺まで急騰後に5100ドル割れへと急反落。
週明け9日の国内金価格は-90円、0.32%の続落で2月20日(27146)以来、半月ぶりの安値。戻り売り局面継続となり、28330円の節目割れに伴う短期下値目安28000円の大台付近までを目指す流れが進行し、若干の下げ余地を残す状態。反発方向へは28550円が当面のレジスタンスに。9日移動平均線(28582)を含むこの水準を突破できれば高値圏再トライへ、28800円台を目指す展開にも。
一目均衡表では転換線(28862)を下回り、基準線(27939)超は維持して二役好転、一役揉み合い状態に。ただし遅行線は26日前価格の1月末の急騰・急反落局面にぶつかる形となり、明日には下抜け濃厚、ただし週後半には再び上抜けへと不安定局面を示唆する状況に。昨年秋以降の上昇チャネルでは、中央ライン付近に位置し、いったん反発への可能性も高まる状況にも。ただし下落局面が続くようだとチャネル下段へのシフトとなり、雲の上限(27400円台)との攻防へと向かう可能性も。
プラチナ価格は-357円、3.04%の続落でこちらも2月20日(11124)以来の安値。週明け時間外のNYプラチナも2050ドル割れへと100ドル超の急落で下押し圧力に。9日移動平均線(12078)がレジスタンスとなった戻り売り局面が加速、21日移動平均線(11594)も下抜けての一段安。11480円の節目割れに伴う短期下値目安11390円辺りにも到達。短期的には下押し圧力が強まるなか、下値トライ一服後の下げ渋りとなれば21日線が反発に向けた攻防ラインに。これを突破できれば12000円が当面のレジスタンス、これも突破できれば局面打開、12120円程度までを短期上値目標に反発局面形成再トライへ。
一目均衡表では雲の下限(11634)を下抜けて三役逆転の弱気相場入り。遅行線は2ヵ月余り前に26日前価格ラインを下抜けて以降、価格ラインに上値を押さえられる展開が続き、間もなく急降下する価格ラインにぶつかる展開へ。ぶつかって上抜けへと跳ね上がるか、下方向へと一段安か、重要局面を迎える可能性も。と同時に秋以降の上昇チャネルでは下限ライン下抜けトライとなりつつあり、わずかな行き過ぎだけでこれを維持できるか、もしくは中期トレンド崩れへと向かうか、既に重要な攻防局面を迎えている可能性も。
※参考:金プラチナ国内価格3/9とチャート
2026年3月9日(月)時点の相場
国内金:28,112 円 3/9(月) ▼90(0.32%)
国内プラチナ:11,369 円 3/9(月) ▼357(3.04%)
NY金:5,158.7 ドル 3/6(金) ▲80.0(1.58%)
NYプラチナ:2,141.7 ドル 3/6(金) ▲12.4(0.58%)
ドル円:157.81 円 3/6(金) ▲0.27(0.17%)
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