更新日:2026年3月20日(金)
3月に失速したNY連銀とは対照的に、フィラデルフィア連銀では予想外に好調を維持。
3月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は+18.1。市場予想の+8.5を上回り、前月からは+1.8の小幅上昇、3ヵ月続伸で9月以来、半年ぶりの高水準。
3ヵ月平均では15.7となり、3ヵ月連続プラス圏推移で1年ぶりの高水準。2021年以降の平均5.7を上回る水準での推移。
新規受注は小幅に低下も、出荷が1年2ヵ月ぶり高水準。期待指数も前月から小幅低下ながら40.0と高水準を維持。
雇用もマイナス圏に落ち込んだ2月からは小反発でプラス圏を回復。
仕入価格は13カ月ぶり低水準となった2月からは反発し、40ポイント台で高止まり。販売価格も14カ月ぶり低水準となった2月からは反発して下げ渋り。
インフレ懸念は残る状況。
19日のNY金は-290.5ドル、5.93%の大幅続落で1月16日(4595.4)以来、2ヵ月ぶりの安値。下落率は今年の絶対値平均騰落率1.83%の3.2倍、近年最大となった1月30日(-609.7ドル、11.39%)に次いで今年2番めの急落。アジア時間に4820ドル台から4860ドル台まで反発、これが高値となって4850ドル近辺で上げ渋る状態が続くと戻り売りの展開へ。FOMC後の利下げ観測後退があらためて下押し圧力となり、同時に利益確定売りへのきっかけにもなった様子でロンドン序盤から売りが売りを呼ぶ展開に。4700ドルを割れるとNY朝には一時4500ドル付近まで下落。NY市場では英欧の利上げ観測などを受けてのドル安基調にも支えられ、NY引け後には4650ドル近辺へと反発。最高値更新後の急落局面でつけた2月安値(4423.2)手前でなんとか切り返した格好、下ヒゲを残しての自律反発局面がもう少し続けば3月高値(5434.1)から3月安値(4505.0)の23.6%戻し(4724.3)が意識される可能性も。
NYプラチナは-112.9ドル、5.49%の大幅続落で今年安値を更新。12月17日(1938.1)以来、3ヵ月ぶりの安値。アジア時間の2050ドル近辺が高値となって戻り売り、2040ドルの節目回復に失敗する形となり、前日安値を下回って2000ドルの大台も割れると1900ドル前半へと一段安。NY朝には一時1860ドル割れの安値をつけて折り返し、金の反発局面にも追随する形でNY引け後には1960ドル近辺へ。結果的に2040ドルの節目割れに伴う短期下値目安1950ドル近辺に到達し、100ドル程行き過ぎて下ヒゲを残して巻き戻し。2月初旬の最安値(1806.0)手前で踏み留まり、1月安値と合わせてと逆三尊形成の可能性を残して反発トライへ。反発局面継続に向けては3月高値(2450.2)から3月安値(1858.7)の38.2%戻し(2084.7)達成の可否がポイントにも。
ドル円は-218銭、1.36%の大幅反落で3月9日(157.66)以来、10日ぶりの安値。前日高値159円90銭手前での小幅揉み合いが続いた東京朝の159円80銭台が高値となり、現状維持の日銀会合結果を経て、欧州時間からは軟調推移。介入警戒感と160円近辺での抵抗感も払拭し切れず、159円80銭の節目突破に伴う短期上値目標160円後半トライは失敗。植田日銀総裁のタカ派発言や株安基調にも連れて159円近辺へ、NY市場では英欧の金融政策会合でもインフレ懸念から今後の利上げ観測が台頭、ドル安基調となって158円近辺へ。NY午後には原油高一服後の反落局面にも連れる形で157円50銭近辺まで下落。159円の節目割れに伴う短期下値目安157円後半にも到達し、最低限の調整をこなして20日移動平均線(157.55)にもサポートされた格好。短期的には一服感も、もう一段の調整進行なら2月安値(152.27)から3月高値(159.90)の38.2%戻し(156.99)から半値戻し(156.09)辺り、156円台までが次の目安に。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場3/19終値とチャート
2026年3月20日(金)時点の相場
国内金:27,219 円 3/19(木) ▼724(2.59%)
国内プラチナ:11,374 円 3/19(木) ▼388(3.30%)
NY金:4,605.7 ドル 3/19(木) ▼290.5(5.93%)
NYプラチナ:1,943.7 ドル 3/19(木) ▼112.9(5.49%)
ドル円:157.71 円 3/19(木) ▼2.18(1.36%)
Copyright(C) Let's GOLD