忍耐強く対応する理由の一つインフレ目標未達は6カ月連続 3月30日(土)
米FRBの金融政策の指針となる個人消費支出物価指数（PCEデフレーター）が米商務省から発表され、1月は前年同月比+1.4％。小数点以下2桁で見ると+1.37％となり、3カ月連続の低下で2％を下回る水準... 
続きを読む
ユーロ圏3月景況感指数でも、要警戒はドイツ、イタリア、製造業 3月29日(金)
欧州委員会が発表した3月のユーロ圏景況感指数は105.5。1990年以降の長期平均100を上回る水準は維持しているものの、9カ月連続の低下となり、2016年11月（105.6）以来2年4カ月ぶりの低水... 続きを読む
米貿易赤字は1月に大幅縮小、輸出入も減少傾向続く 3月28日(木)
米商務省が発表した1月貿易収支は511.49億ドルの赤字。市場予想の570億ドルを下回り、10年2カ月ぶりの大幅赤字となった12月の599億ドルからは14.6％の大幅縮小。縮小幅は昨年3月以来10カ月... 続きを読む
逆イールドへの過剰反応からの巻き戻し 3月27日(水)
イエレン前FRB議長は週明け、米国債のイールドカーブがフラット化していることについての見解を示し、今回の「逆イールドによって米国が景気後退入りする可能性が特に大きくなったとは思わない」と発言。ただし、... 続きを読む
IFOドイツ景況感は7カ月ぶり反発も製造業は7カ月続落 3月26日(火)
IFOのドイツ企業景況感指数は3月に99.6となり、2年11カ月ぶり低水準となった2月の98.7からは上昇。節目となる2015年平均100を下回る水準での推移は3カ月連続となりましたが、7カ月ぶりの反... 続きを読む
国内金価格3月が6年連続下落なら4月は6年連続上昇へ？ 3月25日(月)
国内金価格は2月末の5028円に対して現在4970円。残り1週間となった3月はここまで前月末比-58円、1.15％安。週末・月末・四半期末に年度末が重なる29日に58円以上水準を切り上げることができな... 続きを読む
ドイツ製造業低迷深刻化、米国債逆イールドで世界景気減速懸念 3月23日(土)
ドイツ製造業PMI、3月速報値で44.7。
下げ止まりも？との市場予想48.0を大きく下回るネガティブ・サプライズとなって3カ月連続で節目50割れ。これで8カ月連続の低下となり、2012年8月以来6... 続きを読む
フィリー指数3月はマイナス圏から急回復も見通しは低調 3月22日(金)
3月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は13.7。市場予想の4.8を大幅に上回り、2年9カ月ぶり低水準となった2月の-4.1からも急反発。2月のマイナス圏入りが一時的な下振れにとどまる可能性を残して... 続きを読む
FOMCは「忍耐強く」年内据え置き、失業率底打ちで打ち止めも？ 3月21日(木)
今回のFOMCでは、1月の声明文に新たに追加された、「適切なFF金利の目標誘導レンジの将来的な調整（adjustments to the target range）に向けて、委員会は「忍耐強く」なるだ... 続きを読む
ZEWドイツ景況感、現況は下げ止まらず、も期待は下げ止まり 3月20日(水)
3月のZEWドイツ景況感指数、現況指数は11.1となって6カ月続落、2014年12月（10.0）以来、4年3カ月ぶり低水準。現況指数は未だ下げ止まらず、ピークアウト後の急低下局面はまだ続いています。
... 続きを読む
実質実効為替レートが示すドル高円安と金の収束状態 3月19日(火)
BIS（国際決済銀行）が公表している実質実効為替レート（＝世界の主要61カ国を対象に算出した名目実効為替レートを物価調整）では、2019年1月の米ドルは117.61（月間平均、2010年平均を100と... 続きを読む
国内金価格3月は6年連続下落回避をかけてFOMCへ 3月18日(月)
2月末の国内金価格は5028円。3月はここまで前月末比-35円、0.7％安。残り2週間で35円以上水準を切り上げることができなければ、3月は6年連続の下落。
年間平均価格が3000円台から4000円... 続きを読む
NY連銀景況感と鉱工業生産も下振れ、米10年債利回り急低下 3月16日(土)
3月のNY連銀製造業景況指数は3.7。市場予想の10.0を大幅に下回り、2月の8.8からも急低下。1月の3.9も下回り、2017年5月（3.4）以来、1年10カ月ぶりの低水準。
6カ月平均も11.5... 続きを読む
米輸入物価指数が示す長期インフレ停滞と短期減速局面入り 3月15日(金)
米労働省が発表した2月の輸入物価指数は、前月比では+0.6％となって市場予想を上回り、昨年5月（+0.9％）以来9カ月ぶりの大幅な伸び率となりました。
しかし、前年比では-1.3％となり、3カ月連続... 続きを読む
PPIも減速基調、ブレグジット迷走も背景にドル安金高の流れ 3月14日(木)
米労働省が発表した2月の生産者物価指数（PPI）は前年比+1.9％。市場予想に一致も1月の+2.0％からは低下、2017年6月（1.90）以来、1年8カ月ぶり低水準で2％割れ。昨年7月に6年8カ月ぶり... 続きを読む
米CPIは2年5カ月ぶり低水準、インフレ鈍化でハト派をサポート 3月13日(水)
米労働省が発表した2月の消費者物価指数（CPI）は前年比+1.5％（1.52）。市場予想の+1.6％を下回り、4カ月連続の低下で3カ月連続の2％割れ、2016年9月（1.46）以来、2年5カ月ぶりの低... 続きを読む
成長目標引き下げの中国、2月は輸出急減に自動車販売も低迷 3月12日(火)
今や世界景気減速懸念の中心に位置する中国。今月5日、全人代開幕の日に発表された2019年の経済成長率目標は6.0-6.5％と、前年の6.5％前後から引き下げ。合わせて付加価値税（VAT）引き下げによる... 続きを読む
金利低下とFRBの年内利上げ予想0％で金価格5000円再トライも？ 3月11日(月)
3月8日時点でCMEフェドウォッチのFF金利年内1回の利上げ予想は0％。7日のECB理事会後に0％となり、8日の米雇用統計後もそのまま。年内据え置きと1回の利下げ予想の合計は99％。
2月28日... 続きを読む
ネガティブサプライズの雇用統計、賃金上昇率は10年ぶり高水準 3月9日(土)
米2月雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比+18万人の予想に対してわずかに+2万人と、ネガティブサプライズ。2017年9月（+1.8万人）以来、1年5カ月ぶりの低水準とはなったものの、+31.1万人... 続きを読む
ECBは年内利上げ断念、ユーロ圏から世界景気減速懸念へ 3月8日(金)
ECBは金利据え置き見通しを「今年夏まで」から「年末まで」へ先送りしました。
ドラギ総裁のお膝元イタリアの景気後退とドイツの減速がユーロ圏全体へと波及し始めていることへの警戒感を強め、景気支援の拡大... 続きを読む