更新日:2014年5月31日(土)
主要指標の月間騰落率を比較します。
NYダウ:+136.33(+0.82%)5/30終値ベース過去最高値16,717.17
NASDAQ:+128.05(+3.11%)
独DAX:+340.04(+3.54%)5/30過去最高値9,943.27
英FTSE:+64.48(+0.95%)5/14年初来高値6,878.49
日経平均:+328.27(+2.29%)
米10年債利回り:-0.18(-6.65%)5/28今年最低2.4431
独10年債利回り:-0.12(-8.10%)5/15今年最低1.3060
日10年債利回り:-0.05(-7.81%)5/29今年最低0.5760
NY金:-50.3ドル(-3.88%)
NYプラチナ:+24.8ドル(+1.74%)
ドル円:-0.45円(-0.44%)
ユーロドル:-0.0236(-1.70%)
欧米株は大幅高でこの5月に節目の高値更新が相次ぎました。今年大きく出遅れていた日経平均も月末の今年初の6連騰が効いて今年初の前月末比プラス圏。
日米欧10年債も買われ、長期債利回りは大幅下落。いずれも今月、今年最低水準に。
膠着状態から下抜けた金が大幅安となったのに対してプラチナは堅調推移。
ECBの緩和観測により欧州株高ユーロ安の流れが強まり、ユーロも下落。
未だ膠着状態から抜け出せないドル円は小幅下落。
金利低下が鮮明となり、低成長、低インフレへの警戒感が高まる月となっています。
30日のNY市場、金相場は0.85%安の5日続落で1月31日以来、4ヶ月ぶりの安値水準に。米5月シカゴPMIの予想外の上昇を受けて売り圧力が強まると一時1,241ドルまで下落。比較的流れが止まりやすい1,250ドルの水準を下抜けたことにより、もう一段の下落で当面の目標水準1,230ドル近辺到達の可能性が高まった。
週間ベースでは-46.1ドル(-3.57%)の続落。週間での下落幅は昨年9月9日からの週以来。月間ベースでは反落。昨年11月以来の下落幅。
プラチナ相場も0.51%の続落。金に連れ安となり、この日の安値も1,447.7ドル。3日連続で目先の下押しリスク1,440ドル近辺まで下げて反発の流れとなり、下押し圧力が高まりつつあるなかでの底堅さも。今週発足した2期目のズマ大統領新政権の介入により、南ア鉱山スト終結へと向かう動きも見られるものの、依然膠着状態を抜け切れない状況。南アの鉱業生産は過去50年で最大の落ち込みとなり、第1四半期GDPは前期比-0.6%と予想以上の縮小。ズマ政権にとってもスト終結が急務。
週間ベースでは-20.1ドル(-1.36%)で3週間ぶりの反落。月間で続伸。
ドル円は前日比ほぼ変わらず。101円50銭から80銭台までの小幅推移も前日と同様。下方向の節目101円30銭付近には右肩上がりの200日移動平均線(101円38銭)、上方向への節目となる102円30銭付近には右肩下がりの90日移動平均線(102円21銭)が三角保ち合いの境界線を形成。逆相関傾向が強い金の下落にもかかわらずドル円のニュートラルな状態は継続中。
週間ベースでは-0.15円(-0.15%)とわずかに反落。月間ベースでは小幅続落。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場5/30終値とチャート
2014年5月31日(土)時点の相場
国内金:4,416 円 5/30(金) ▼1(0.02%)
国内プラチナ:5,096 円 5/30(金) ▲25(0.49%)
NY金:1,245.6 ドル 5/30(金) ▼10.7(0.85%)
NYプラチナ:1,452.7 ドル 5/30(金) ▼7.4(0.51%)
ドル円:101.79 円 5/30(金) ▲0.01(0.00%)
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