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★金プラチナ短期相場観★

お盆休みに8.6%の急落、プラチナは9年半ぶり安値
更新日:2018年08月16日(木)
NYプラチナ・月足チャート 2018年8月15日トルコリラ急落をきっかけに市場のリスク回避ムードが強まった日本のお盆休みシーズン、金もプラチナも一段安の展開となっています。
先週末10日から15日までの3日間でNY金は2.7%の下落、NYプラチナは7%の大幅下落。
国内金価格は16日までの4日間で3.9%の下落、プラチナ価格は8.6%もの急落状態となっています。

米国発の貿易戦争とこれに伴う中国景気不安、ドル高地合いとこれに伴うコモディティ全面安、新興国通貨安から経済危機への拡大懸念、さまざまな要因が重なっての急落局面が続き、国内価格には円高圧力も加わっての大幅安となっています。
安易に大底をつけたとも言えない状態にもあり、さらなる下落にも警戒しておくべき状況とも思われます。

NY金・日足チャート 2018/7/12 - 8/1515日のNY金相場は-15.7ドル、1.31%の大幅反落。2017年1月9日(1184.9)以来、1年7カ月ぶりの安値水準。時間外からNY市場にかけてほぼ一本調子での軟調推移となり、NY引け後には1180ドルちょうどまで下げて一服という状態。7月後半から8月初旬まで続いた、1220ドルから1230ドル台までの保ち合い下方ブレイクに伴う下値目安1180ドルに到達。コモディティ全面安の流れとドル高地合いを背景に4月半ばから続いた下落基調は4カ月。短期的には節目となる水準に到達したことで、いったんは下げ止まることも想定されるものの、ドル高地合いに変化は見られず、再び売り圧力が強まるようだと次のターゲット水準となりやすいのは2016年12月安値1130ドル付近。

NYプラチナ・日足チャート 2018/7/12 - 8/15NYプラチナ相場は-29.8ドル、3.72%の大幅反落。ムーディーズが南ア経済への悲観的な見方を示したことで再び格下げ懸念も浮上し、南ア株価指数もランドも急落したこともプラチナの下押し要因となり、NY金との90日相関係数は近年最大水準をさらに更新し、連動性MAXの状態で、金の軟調推移に連れて売り圧力が強まると、NY朝には勢い余って750ドル台まで急落。2008年10月以来、9年10カ月ぶり安値水準まで下げて770ドル台へと反発。NY金に連動する形で下値目安770ドル台にしっかり到達したことによる一服感も、NY引け後の時間外には再び軟調推移の兆しも。さらに安値更新となった場合には、リーマン・ショック後の安値730ドル付近が意識される可能性も。

ドル円・日足チャート 2018/7/12 - 8/15ドル円は50銭のドル安円高となって前日反発分を帳消し。トルコの通貨危機は回避へと一服状態となってはいるものの、エルドアン大統領体制への不安感とともにトルコ情勢不安として市場のリスク要因となり続けそうな状況で、中国経済の先行き不透明感とともにリスク回避ムードを醸成中。ドル円は7月6日(110.47)以来、6週間ぶりのドル安円高水準となり、ドル高地合いが続くなかでも円高圧力が徐々に強まりそうな状況にも。今朝の東京市場では米中貿易協議再開への動きも報じられたことで株価反転とともに110円台後半へと反発。しかし、再び110円台半ば方向へと向かうようなら、円高圧力再燃で短期的には109円前後までが下値目安にも。円安方向には111円台半ばが抵抗水準となり、これを超えるようなら113円台を目指す流れへと発展する可能性も。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場8/15終値とチャート

16日の国内金価格は-124円、2.71%の大幅反落。NY金が一段安となれば安値更新は想定されていたものの、円高圧力も同時に加わったことで下値目安2016年11月安値(4512円)近辺を大きく下回り、2016年1月22日(4454)以来、2年7カ月ぶりの安値水準に。前日比下落率では2015年7月21日(-166円、-3.4%)以来、3年1カ月ぶりの大幅下落。NY金に下げ止まりの兆しが見られないこと、円高圧力も続きそうな状況からはさらなる下落も警戒される。仮にNY金が1130ドルまで下落してドル円が110円台半ばを維持した場合の推定価格は4300円台。2016年1月安値は4385円。

プラチナ価格は-162円、5.27%の大幅反落。下落率としては2015年8月25日(-252円、-5.87%)、NYダウが一時1000ドル超の急落となって世界同時株安へとつながった時以来、3年ぶりの急落。水準としては世界金融危機の真っ只中にあった2009年2月6日(2887)以来、9年半ぶりの安値。安値更新の場合に想定された下値目安3000円の大台ライン付近を突き抜ける形での急落となり、NY金もプラチナも急落からの急反発といった底入れの動きにはなり切れていないことから、現状水準でも下げ止まらない可能性にも警戒。仮にNYプラチナが730ドルまで下落した場合、為替が110円半ばなら推定価格は2800円近辺。2009年2月安値も2805円。
※参考:金プラチナ国内価格8/16とチャート

2018年08月16日(木)時点の相場
国内金:4,458 円 8/16(木) ▼124(2.71%)
国内プラチナ:2,911 円 8/16(木) ▼162(5.27%)
NY金:1,185.0 ドル 8/15(水) ▼15.7(1.31%)
NYプラチナ:771.9 ドル 8/15(水) ▼29.8(3.72%)
ドル円:110.69 円 8/15(水) ▼0.51(0.46%)
→8/15(水)のその他主要マーケット指標

→ZEWドイツ景況感指数は現況・期待ともに7カ月ぶりの反発 08/15(水)
→トルコリラ急落でドル高加速、金は急落へ 08/14(火)
→トルコショックの余波で国内金プラチナ価格にも下値警戒感 08/13(月)

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