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PCEも8月は予想を上回り、トリム平均と中央値は19ヵ月続伸
更新日:2022年10月01日(土)
コアPCE・トリム平均PCE・メディアンPCE 2022年8月米商務省が発表した8月の個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)は市場予想ほど鈍化せず、コアPCEは反発度合いが予想を少し上回り、半月前に労働省が発表したCPIと似たような結果に。8月CPI発表後のFOMCを通過し、日銀の介入や英国債の波乱を招いたトラスショックなどを経て、疲弊しきった状態の9月末の市場反応は限定的となったようです。

2017年以降のデータが全面的に微修正された今回の発表で、PCEは前年比+6.25%となって+6.0%程度の予想を上回り、7月の+6.37%からは小幅に低下。40年半ぶり高水準となった6月(6.98)からは続落、1月(6.12)以来、7ヵ月ぶりの低水準。
食品とエネルギー関連を除くコアPCEは前年比+4.91%。市場予想の4.7%程度を上回り、9ヵ月ぶり低水準となった7月(4.67)からは+0.24%の上昇。今年2月の前年比+5.42%で38年10ヵ月ぶり高水準となってピークアウトした状態は変わらず。

セクタ別では商品価格が前年比+8.6%で6月の+10.6%から続落。サービス価格は前年比+5.0%で7月の+4.7%からは上昇。
エネルギー関連が前年比+24.7%となって6月の+43.6%からは続落。食品価格は+12.4%で15ヵ月続伸。

ダラス連銀発表のトリム平均PCEでは前年比+4.74%。7月の+4.51%から一段と上昇し、19ヵ月続伸となって1982年11月(4.78)以来、39年9ヵ月ぶりの高水準。
クルーブランド連銀のメディアンPCEでは前年比+5.81%。7月の+5.40%からは急加速となり、これも19ヵ月続伸で1982年8月(5.90)以来、40年ぶりの高水準。
PCEの構成データのうち、価格変動分布の上位と下位をカット、あるいは中央部分のみで算出するこれらの指標では、改訂後のデータではまだ、ピークアウトしていません。

NY金・日足チャート 2022/8/26 - 9/3030日のNY金相場は+3.4ドル、0.2%の小幅反発。9月22日(1681.1)以来、1週間ぶり高値水準での小動き。1670ドル近辺での小幅保ち合いをベースにロンドン・NY市場では1680ドル台を2度試す場面もありながら、これを維持できず。米10年債利回りが下げ渋ったNY午後には1670ドル近辺へ、NY引け後には1670ドル割れ。結果的に2020年8月最高値(2089.2)と今年3月高値(2078.8)とで構成する中期ダブルトップのネックライン、2021年3月安値(1673.3)を割り込んだ9月のうちにこの水準を回復できず。1670ドル台の重要水準は中期的なサポート水準から、レジスタンスに切り替わってしまった可能性を維持して9月を終了。引き続きこの1670ドル台の重要水準との攻防から10月スタートへ。短期的には1680ドル台の抵抗水準を突破できれば下落基調をいったん抜け出して1720ドル程度までを目標に反発局面形成へ。
週間ベースでは+16.4ドル、0.99%高で3週ぶりの反発。月間では-54.2ドル、3.14%安となって6ヵ月続落。5月(-63.3ドル、3.31%)に次いで今年2番めの大幅安。6ヵ月続落は2018年9月以来、4年ぶり。

NYプラチナ・日足チャート 2022/8/26 - 9/30NYプラチナは-1.1ドル、0.13%の小幅続落。860ドル台前半での小幅保ち合いからロンドン序盤には875ドルまで上昇、しかし上昇軌道の20日移動平均線(877.0)にも上値を押さえられる形となって失速、NY朝には850ドル台前半へと急反落。結果的に上ヒゲ十字線を形成し、870ドルの抵抗線候補の上抜けにも失敗。短期的にはこの水準を突破できれば地合い回復と900ドルの大台回復を目指す流れにも。下方向へは840ドル台の節目を割れると820ドル程度までの一段安も。
週間ベースでは+0.4ドル、0.05%の小反発。月間では+32.1ドル、3.88%高で4ヵ月ぶりの反発。

ドル円・日足チャート 2022/8/29 - 9/30ドル円は34銭のドル高円安、0.24%の続伸。144円台での小幅保ち合いレンジを維持しながら、下値切り上げの展開に。東京時間には144円30銭まで下げて144円70銭台まで反発、欧州時間には144円20銭近辺まで下押し後、NY市場にかけては米10年債利回り上昇にも連れて144円80銭近辺まで反発。米8月PCEが予想を上回ると小幅に上昇、9月シカゴPMIとミシガン大消費者信頼感指数の下振れには小幅下落も、いずれも反応は限定的に。145円台への警戒感を抱きながらも徐々に水準を切り上げる格好にも。次週、145円ラインの攻防で上抜けなら146円トライへ、指標悪化などが材料視されて144円割れなら143円割れへと調整幅拡大へ。
週間では+1円44銭、1.0%高で7週続伸。7週続伸は7月に続いて今年3度め。月間では+5.84円、4.2%の続伸。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場9/30終値とチャート

2022年10月01日(土)時点の相場
国内金:8,443 円 9/30(金) ▲44(0.52%)
国内プラチナ:4,352 円 9/30(金) ▲16(0.37%)
NY金:1,672.0 ドル 9/30(金) ▲3.4(0.20%)
NYプラチナ:859.1 ドル 9/30(金) ▼1.1(0.13%)
ドル円:144.79 円 9/30(金) ▲0.34(0.24%)
→9/30(金)のその他主要マーケット指標

→ユーロ圏景況感指数、9月は主要8ヵ国も総崩れ 09/30(金)
→米長期金利上昇とドル高急進からの巻き戻しでNY金も下げ渋り 09/29(木)
→介入効果でドル円のボラ急拡大、年間平均では14年ぶり 09/28(水)

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