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★金プラチナ短期相場観★

NY金は1530ドル台到達でいったん下げ止まりとなるか?
更新日:2012年05月17日(木)
NY金は5月に入って1,600ドル台前半の節目を下抜けて以降、ほぼ一方的に下落しています。
ギリシャ情勢不安によるユーロ債務危機再燃でリスク資産全面安となった流れに乗り、4月末の1,664.5ドルからは127.6ドル、7.67%もの下落、今週は年初来安値更新の日々が続き、遂に1,530ドル台に到達。
下落目標値1,500台前半(5/9記事参照)の目標値付近に達したことで、この付近でひとまず下落一服となる可能性も高いと見ます。

市場には明るい材料もなかなか見当たらない状況で急反発とはならないかもしれませんが、6月のギリシャ再選挙に向けて周辺もギリシャのユーロ離脱という最悪のシナリオ回避に向けて動き出すことでしょう。


2012年05月17日(木)時点の相場
国内金:4,160 円 5/17(木) ▲19(0.46%)
国内プラチナ:3,877 円 5/17(木) ▲24(0.62%)
NY金:1,536.6 ドル 5/16(水) ▼20.5(1.32%)
NYプラチナ:1,432.2 ドル 5/16(水) ▼14.3(0.99%)
ドル円:80.33 円 5/16(水) ▲0.15(0.19%)
→5/16(水)のその他主要マーケット指標

←フェースブック上場前夜の波乱 05/18(金)
→リスクオフでリスク資産から、そしてギリシャからも資金流出 05/16(水)
→ギリシャのユーロ離脱論調高まり金もプラチナも大幅続落 05/15(火)
→ギリシャ再選挙に向けて続くユーロ売り 05/14(月)

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