ロムニー氏の追撃で米大統領選は大接戦へ~支持率でオバマ大統領に並ぶ
更新日:2012年08月30日(木)
28日から始まった共和党大会で大統領候補として正式指名されたロムニー前マサチューセッツ州知事。
「雄弁さ」や「好感度」ではオバマ大統領に分があると言われ、支持の定まらない州、スイングステートでもオバマ大統領陣営が若干優勢、とつい最近までは伝えられていましたが、共和党大会でのアン夫人の応援演説ではロムニー氏の「人間味」を強調し、政治関係者ではないアン夫人の好感度アップがロムニー陣営の女性票取り込みへの期待度アップも支援します。
その後、最新の世論調査ではオバマ大統領とロムニー氏の支持率がともに43%で並んだようです。
経済が悪い方向に向いていると現職大統領には不利とも言われる選挙戦ですが、昨夜発表されたベージュブック(米地区連銀経済報告)では、大部分の地域・業種で緩やかに拡大、雇用は横ばいないし小幅増、製造業は海外経済減速の影響でまちまち、ともう一つインパクトに欠ける状況。
今週末のバーナンキ講演、9月の雇用統計、FOMCと注目イベントが続き、11月6日の大統領選まで、米経済の動向と選挙戦の動向にも目が離せません。
意外と知らない米大統領選挙のしくみをこちらで解説:
鍵を握るスイングステートの攻防
NY市場、金は小幅に続落。上昇トレンドで上値目標は1,700ドル超え、サポートライン1,600ドルを維持したまま週末へ。
プラチナはほぼ変わらずの1,520ドル台、1,530ドルを目標地点とした上昇トレンドは一服。現状、トレンドは買い優勢を維持したまま、下値1,380ドル~上限1,550ドルのレンジを形成中。
国内、金価格は4,350円台。クリア済の第1目標4,340円付近まで下押し。第2目標4,430円を目指す上昇トレンドは維持。サポートライン4,150円。
4,000円台回復のプラチナも上昇トレンド継続で第2目標値4,100円台後半を再度目指す展開となるか。
※相場の節目やターゲットについてはこちらのチャート:
本日の金価格、プラチナ価格とチャート8/30も参考にご覧ください。
2012年08月30日(木)時点の相場
国内金:4,358 円 8/30(木)
▼22(
0.50%)
国内プラチナ:4,010 円 8/30(木)
▲13(
0.33%)
NY金:1,663.0 ドル 8/29(水)
▼6.7(
0.40%)
NYプラチナ:1,520.3 ドル 8/29(水)
▼0.1(
0.01%)
ドル円:78.70 円 8/29(水)
▲0.20(
0.25%)
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