更新日：2013年04月22日(月)
週末のG20を経て、円安の勢いが増し、ドル円は微妙なラインにきています。99円50銭台で先週末を終えて週明けの今朝、99円88銭まで上昇。現在も80銭台近辺での推移。
4年ぶりとなる100円の大台を目前に、執拗な防戦売りとの攻防が続いているようです。
早々の100円超えが実現できない場合でも、反落の度合いが限定的で、終値ベースで99円80銭台以上をキープできるような底堅さがあれば、100円超えは時間の問題で、少なくとも101円台半ば辺りまでは上値を伸ばす可能性が高まりそうです。
なお、少し長めのレンジで見ると、2007年の高値124円台から最安値75円50銭台までの50％戻しラインが99円80銭台と正に現在の水準。この近辺で一旦反落へ、と向かう可能性も十分に考えられます。
ここを超えることができれば、次の節目は61.8％戻しラインとなる105円50銭台。
セルインメイの5月目前での大一番の行方に注目の１週間となりそうです。
なお、NY金価格も時間外では1,410ドルを超えての堅調推移が続いているようです。今のところ、ですが。
週明け国内、金は4日続伸。これで底値4,325円からは379円の反発。今年高値5,255円から安値4,325円までの急落の値幅930円の38.2％戻しとなるラインを超え、次の目安は50％戻しの4,790円、61.8％戻しの4,900円辺り。1ドル=100円を超えて来るようならその可能性は十分に。
プラチナは2日続伸で節目の4,750円を突破。上値目標値は4,860円付近。値幅で見ても、10日の5,135円から4,484円までの下落幅の38.2％戻しラインを超え、50％ラインが4,810円、61.8％ラインが4,886円。上値目標値も妥当なライン？
※参考：金プラチナ国内価格4/22とチャート
2013年04月22日(月)時点の相場
国内金：4,704 円 4/22(月) ▲111(2.42％)
国内ﾌﾟﾗﾁﾅ：4,798 円 4/22(月) ▲86(1.83％)
NY金：1,395.6 ﾄﾞﾙ 4/19(金) ▲3.1(0.22％)
NYﾌﾟﾗﾁﾅ：1,423.9 ﾄﾞﾙ 4/19(金) ▼5.1(0.36％)
ﾄﾞﾙ円：99.59 円 4/19(金) ▲1.44(1.47％)
4/19(金)のその他主要マーケット指標
停滞感漂う中国経済に為替も下押し圧力 04/23(火)G20通過で世界的に認知された脱デフレという名の日本の円安政策 04/20(土)G20での暗黙の承認VS下げ三法、近くて遠い100円 04/19(金)西から東へ流れる金 04/18(木)
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