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EU離脱ショック再燃で世界一急騰する英国の金価格
更新日:2016年07月06日(水)
EU離脱ショック再燃で世界一急騰する英国の金価格 2016年7月5日ドル建て金価格は、1年前の1170ドル台から1360ドル付近まで、200ドル近くも上昇し、この1年間の上昇率は15.8%に達しています。足下では、英国のEU離脱ショック再燃の流れで一段高となっている状況ですが、その震源地、英国ではポンドが対ドルで31年ぶり安値を更新する状況となり、英国の金価格は米国の2倍以上の急騰状態となっています。
1年前に1トロイオンスあたり751ポンドだった金価格は、7月5日時点で1047ポンドへとおよそ300ポンドの上昇で上昇率は39.4%。
1カ月前、国民投票前までは900ポンド程度の水準だったのが、EU離脱確定後には100ポンド急騰し1000ポンドへ、今週にはさらに50ポンドの急騰。2週間程度の間に150ポンド、16%の急騰です。ドル建て価格の1年間の上昇率を、ポンド建てではわずか2週間で超えてしまった状況です。
今後、さらなるポンド安も見込まれ、あと150ポンド上昇すると、ドル建て金価格が史上最高値1923ドルを記録した2011年9月6日のポンド建て価格1200ポンドに到達することになります。

主な金産出国での1年間の上昇率では、オーストラリア16.4%、ロシア30.9%、カナダ18.9%、南アフリカ38.0%などとなっています。
主要金消費大国では、インド23.4%、中国24.6%、トルコ26.5%、ユーロ圏15.6%となっています。
(※価格は全てドル建て価格×為替で算出した理論値)

この1年間はドル高優勢だったことから、世界中の金価格が大きく上昇しています。1年間の上昇率では英国が世界一の急騰状態となってはいるものの、南アフリカやロシアなどでも大幅上昇しています。また、インドと中国の2大金消費大国での金価格急騰は、実需に影響が及びそうです。

なお、ドル高よりもさらに円高が強かったことにより、日本の金価格は、この1年間では-4%と下落しています。
また、ドル建て金価格が最高値圏にあった2011年9月の4550円台と比較すると、グラム当たり200円近く高い水準(※月間平均価格推移)にはありますが、昨年1月などの価格と比較すると300円以上も安い水準にあり、今後さらに上昇する可能性は十分にありそうです。

NY金・日足チャート 2016/6/3 - 7/55日のNY金相場は1.47%の大幅続伸。前日時間外に1350ドル台へと水準を切り上げた後にはいったん1340ドル台へと調整安、しかし英国経済への不透明感台頭など、EU離脱ショック再燃の流れに株安金買いの流れが再加速。上値余地1360ドル付近にも到達し、終値では2014年3月18日(1359.0)以来、2年3カ月ぶりの高値水準。今朝の時間外では6月24日につけた年初来高値1362.6ドルを上回る水準へと上昇し、長い上ヒゲ分を吸収する堅調地合いに。通常なら調整必至の流れもリスク回避地合いが続くようなら2014年高値1379ドルも視野に。

NYプラチナ・日足チャート 2016/6/3 - 7/5NYプラチナ相場は2.1%の大幅高となり、4営業日続伸。欧米株安の流れのなか、ポンド安に支えられた英FTSEだけが上昇、ドル高・南アランド安とアゲンストの流れでも金の上昇に追随し、上昇幅では連日金を上回る勢い。買われ過ぎの過熱感も高まる状態ながら、今朝には1080ドル台をうかがう状況。1060ドル台までの調整はいつでも入りやすい状態も、金への連動相場で今年高値更新の日も意外と近い?

ドル円・日足チャート 2016/6/6 - 7/5ドル円は0.79%のドル安円高で3日続落。欧州市場でのポンド安加速に連れて円高が加速、ドル高円高の流れでもポンド安・英株高、ドル高・米株安の流れとともに円高・日本株安が進行。円高方向への節目102円近辺を割り込んだことで円高の流れが加速し、保ち合い下抜けによる下値目安101円付近にも今朝時点で到達。雇用統計前に目標水準到達となってしまったことで、ネガティブな指標結果となった場合には次の目標水準へと加速してしまう展開が予想され、その場合の目標水準はBrexit直後の安値99円付近。流れが変わるためには103円台前半を上抜ける必要。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場7/5終値とチャート

6日の国内金価格は0.19%の小幅安で5日ぶりの反落。ポンド売り再開による円高リスク再燃をNY金が高値を維持して支える状態。NY金も為替も直近の目安水準に到達したことでいったんは落ち着きを見せる可能性も。しかし、英国経済リスク台頭や米雇用指標の結果に反応した値動きも見込まれる。目先、上方向には現状の上向きの流れのなかでの第2目標水準4780円前後が目安に。

プラチナ価格は0.19%の小反発。NY市場の買われ過ぎ状態に支えられての下げ渋り状態。現状、5月高値から6月安値の半値戻しから61.8%、3700-3760円近辺の水準に位置し、居心地の良い水準。短期的には上向きの流れのなか、目先は現状水準近辺で方向感模索の展開へ。
※参考:金プラチナ国内価格7/6とチャート

2016年07月06日(水)時点の相場
国内金:4,745 円 7/6(水) ▼9(0.19%)
国内プラチナ:3,751 円 7/6(水) ▲7(0.19%)
NY金:1,358.7 ドル 7/5(火) ▲19.7(1.47%)
NYプラチナ:1,076.9 ドル 7/5(火) ▲22.2(2.10%)
ドル円:101.72 円 7/5(火) ▼0.81(0.79%)
→7/5(火)のその他主要マーケット指標

←米6月ISM非製造業景況指数は反発、製造業とともに回復基調へ 07/07(木)
→Brexitショック前後の新興国通貨と日本円と金 07/05(火)
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