金プラチナ相場情報
Let's GOLD

★金プラチナ短期相場観★

NY連銀サービス業景況感、11月は期待急騰でISM一段高も示唆?
更新日:2024年11月19日(火)
NY連銀・ビジネスリーダー調査 サービス業活動指数×期待指数×ISM非製造業景況指数 2024年11月先週末のNY連銀製造業景況指数は予想外の急回復。サービス業ではゆるやかな回復基調、となっているようです。
NY連銀のサービス業景況感を示すビジネスリーダー調査では、11月の活動指数は-0.5。10月の-2.2からは反発し、2ヵ月ぶりの高水準。
2023年10月の-19.1から2024年5月の3.0まで急回復となった後は0ポイント前後での横ばい推移傾向。
ただ、期待指数は23.7となり、4ヵ月続伸で7ヵ月ぶりの高水準。
ISM非製造業景況指数が今年夏以降、急上昇局面を形成する状況に先行して示唆する格好にも。

その他構成指数では、
雇用指数が続伸で3ヵ月ぶり高水準、雇用見通しは3ヵ月続伸で5ヵ月ぶり高水準、と好調を示唆。
賃金指数は前月から小幅反発も11ヵ月では2番めの低水準、賃金見通しは前月から小幅反落も10ヵ月では2番めの高水準。低下基調のなかでもやや下げ渋りの兆しも。
10月の雇用者数の伸びが異常値となったことを除けば、雇用統計の最近の動向にも類似した推移となっているようです。

NY金・日足+20日移動平均線 2024年11月18日18日のNY金は先週末から+44.5ドル、1.73%の大幅高となって7日ぶりの反発。11月11日(2617.7)以来、1週間ぶりの高値。上昇率は今年の絶対値平均0.73%の2.37倍、今年5番めの大幅高。週末の下ヒゲ陰線と小幅十字線を経てようやく自律反発となった週明け、時間外には2570ドル近辺から2600ドルの大台回復トライ、ロンドン市場での保ち合いを経てNY市場では米10年債利回り低下とユーロドル上昇に牽引されたドル安基調にも連れて反発局面再開、2600ドルの攻防を突破すると2610ドル台へ、NY午後には高値で2620ドル付近まで上昇。3日ぶりに90日移動平均線(2586.4)を上抜け、10月末最高値(2801.8)から11月安値(2541.5)の23.6%戻し(2602.9)も上抜け、38.2%戻し(2640.9)近辺が次の上値トライ目標にも。

NYプラチナ・日足+20日移動平均線 2024年11月18日NYプラチナは+29.4ドル、3.11%の大幅高で3日続伸。11月8日(978.5)以来、10日ぶりの高値。上昇率は今年の絶対値平均1.40%の2.2倍、今年7番めの大幅上昇。週末の2日連続小幅上昇から解き放たれたように金の反発局面に追随、940ドル台から950ドル台へと堅調推移で時間外をスタートするとロンドン市場では960ドル台、NY午後には970ドル台へ。高値では970ドル台半ばまで上昇し、NY引け後も970ドル台を維持。10月高値(1064.6)から11月安値(932.3)の23.6%戻し(963.5)を上抜け、5日ぶりに200日移動平均線(968.6)も上抜け。38.2%戻し(982.8)から半値戻し(998.5)辺りまでが次の上値トライ目標に。これらを突破して1000ドルの節目を超えるようなら高値圏再トライへ、1040ドル近辺までを目指す流れにも。

USDJPY・日足+20日移動平均線 2024年11月18日ドル円は+19銭、0.12%の小反発。東京朝は植田日銀総裁発言への警戒感から乱高下の展開に、154円70銭台から153円80銭台へと急反落でこの日の安値をつけ、それほどタカ派的ではない発言を確認すると155円10銭台へと急反発。しかし上値も重く、154円台後半から半ばへと軟調気味となって東京市場を通過すると徐々に反発へ。米10年債利回り上昇に連れてNY朝には155円30銭台まで上昇して失速、米10年債利回りの低下に連れるとNY午後には155円割れ、154円台後半で保ち合いから軟調推移。152円60銭から156円40銭までのレンジ中程での推移となり、155円が徐々に重くなる状態、先週末で上値トライ一服となり、短期的な方向感は軟調方向へ。目先しばらくはレンジ維持の可能性も、下限を割れると150円近辺までの一段安へ。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場11/18終値とチャート

19日の国内金価格は+248円、1.78%の大幅反発で11月11日(14443)以来、1週間ぶりの高値。行き過ぎた調整局面からようやく巻き戻し、かと思えば反発局面も急加速。14140円の節目も一気に突き抜けて一段高、これに伴う短期上値目標14200円近辺にも急接近。最高値(15025)から11月安値(13944)の23.6%戻し(14199)付近に位置し、38.2%戻し(14357)近辺が次の上値トライ目標にも。13940円が当面の底値とならない場合には13850円程度までの一段安も。

プラチナ価格は+129円、2.54%の反発で11月8日(5318)以来、10日ぶりの高値。90日移動平均線(5047)割れを回避して切り返すと5110円の節目を上抜け、これに伴う短期上値目標5170円近辺に到達。10月高値(5586)から11月安値(5056)の23.6%戻し(5181)も達成し、短期的には一服感も。反発局面が続けば38.2%戻し(5258)が次の上値トライ目標に。下方向には90日線から5060円の節目が当面のサポート帯に、これを維持できないようだと5000円の大台割れを試しに行く展開に。
※参考:金プラチナ国内価格11/19とチャート

2024年11月19日(火)時点の相場
国内金:14,192 円 11/19(火) ▲248(1.78%)
国内プラチナ:5,198 円 11/19(火) ▲129(2.54%)
NY金:2,614.6 ドル 11/18(月) ▲44.5(1.73%)
NYプラチナ:974.5 ドル 11/18(月) ▲29.4(3.11%)
ドル円:154.63 円 11/18(月) ▲0.19(0.12%)
→11/18(月)のその他主要マーケット指標

←米住宅市場、景況感回復も着工・許可件数は低調 11/20(水)
→NY金調整一服<トランプ相場一服+日銀警戒感=国内金大幅調整 11/18(月)
→NY連銀製造業景況指数、11月はトランプ効果で急上昇? 11/16(土)
→生産者物価PPIも10月は下げ渋り、「利下げ急ぐ必要ない」 11/15(金)

→ 最近よく読まれた記事
→ 明日の国内金プラチナ相場価格リアルタイム予想
→ PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
→ PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン

トップページへ
金プラチナ短期相場観
金プラチナ価格予想
PIVOT指数
主要マーケット指標
地金相場週間推移
相場情報メール
年間高値安値
国債格付一覧
チャートギャラリー
相関性RANK
トレンドワード
純金積立
マーケットトピックス


★PCサイトはこちら★
★iPhone/スマホ★