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★金プラチナ短期相場観★

中古住宅販売は増加、中古住宅価格もゆるやかに上昇
更新日:2025年10月24日(金)
賃金上昇率と中古住宅価格上昇率格差 2025年9月9月の米中古住宅販売件数は年率換算で406万件。
市場予想どおりとなり、前月比1.5%の増加で2月以来、7ヵ月ぶりの高水準。
前年比では4.1%の増加。前年比伸び率は6ヵ月連続上昇、3ヵ月連続プラス圏推移となって12月(+10.6%)以来、9ヵ月ぶりの大幅増。
住宅ローン金利の低下が住宅販売をサポートした様子。

中古住宅価格(中央値)の伸び率は前年比+2.09%となり、7月(+1.02%)から2ヵ月連続の上昇。3月(+2.60%)以来、半年ぶりの高水準。
2023年7月以降は前年比プラス圏推移が続き、2025年は減速傾向となっていたものの足下では下げ渋り。
ゆるやかな減速傾向が続く賃金上昇率との差は、今年1月から8月まで、8ヵ月連続で賃金上昇率が住宅価格上昇率を上回る状態が継続。
その差は7月に2.86%まで拡大し、8月には1.71%へと縮小。
雇用統計の発表先送りで9月の状況は不明ながら、ゆるやかな低下傾向がもうしばらく続きそうな賃金上昇率に対し、中古住宅価格の伸び率上昇傾向が続くことになれば、間もなく賃金と中古住宅の価格伸び率格差は逆転へ。
中古住宅販売件数の下げ渋り、比較的好調な状況は、利下げによってい延命されることにも。

NY金・日足+20日移動平均線 2025年10月23日23日のNY金は+80.2ル、1.97%高で3日ぶりの反発。アジア時間序盤に4080ドル近辺の安値をつけ、ゆるやかな反発基調へ。ロンドン序盤には4120ドル近辺、NY朝にはドル安局面に連れて4160ドル台へと一段高、高値では一時4170ドルまで上昇。しかしNY午後には4140ドル台へと失速、NY引け後には4120ドル台へ。米国によるロシアへの制裁強化もリスク要因としてサポート材料となったものの、急落後の反発としては限定的に。20日の最高値(4398.0)から急反落後の22日安値(4021.2)までの38.2%戻し(4165.1)を達成して一服状態にも。反発局面が続けば半値戻し(4209.6)も。下方向へは4060ドルの節目を割れると4000ドルの大台ライン付近までの一段安も。

NYプラチナ・日足+20日移動平均線 2025年10月23日NYプラチナは+44.2ドル、2.85%の続伸。アジア時間序盤には1560ドル台の安値をつけて反発基調再開、ロンドン序盤に1600ドルの大台を回復すると1620ドル台へと一段高。これが高値となって失速するとNY朝には1600ドル割れ、ただし1590ドル近辺では下げ渋って大台回復再トライの様相にも。1600ドルの大台回復が目先の攻防ポイントとなり、20日移動平均線(1635.1)から1660ドルの節目までの抵抗帯を突破できれば高値圏再トライへ、1700ドルの大台回復も視野に。下方向へは1510ドルの節目を割れると1470ドル近辺までの下値再トライへ。

USDJPY・日足+20日移動平均線 2025年10月23日ドル円は+64銭、0.42%高で5日続伸。10月9日(153.08)以来、2週間ぶりの高値。5日続伸は2週間ぶりで今年2度め。東京朝の151円80銭台が安値となって堅調推移。前日高値152円00銭台を超え、2日前の高値152円10銭台も超えると152円半ばの節目との攻防へ、東京市場終了時にはこれを突破して152円60銭台へ、欧州時間には152円70銭台まで上昇。ただしNY市場にかけては152円半ばへと失速、米国の対ロシア制裁強化や対中首脳会談予定などのリスク・イベントや米CPI発表待ちなど不透明要因への警戒感などもあり、若干の上値抑制にも。それでも152円半ばの節目上抜けの兆しとなり、現状水準を維持できればインフレ動向確認後にも一段高トライへと向かう可能性も。短期上値目標は10月高値(153円20銭台)更新、153円後半へと上値を伸ばす可能性も。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場10/23終値とチャート

24日の国内金価格は+338円、1.55%の続伸。10月21日の最高値(23179)の翌日(21639)の急落値幅(1540)の23.6%戻し(22002)を達成し、38.2%戻し(22227)もあと少し。これを達成すると9日移動平均線(22354)から半値戻し(22409)も視野に。これが抵抗帯とならないようなら最高値圏再トライへも。当面のサポート21630円を割れると21540円辺りまでの一段安も。
週間ベースでは-881円、3.82%安で10週ぶりの反落。2024年7月22日からの週(-672円、5.0%)以来、1年3ヵ月ぶりの急落。

プラチナ価格は+319円、3.74%の大幅続伸。10月17日(9078)以来、1週間ぶりの高値。一度は跳ね返された9日移動平均線(8696)も上抜け、8740円の節目突破に伴う短期上値目標8860円近辺にもあとわずか。多少の上昇余地も残しながら、8800円半ばから後半は10月前半の保ち合い形成水準、これがレジスタンスとならないようなら最高値圏再トライへも。
週間ベースでは-230円、2.53%安で6週ぶりの反落。
※参考:金プラチナ国内価格10/24とチャート

2025年10月24日(金)時点の相場
国内金:22,181 円 10/24(金) ▲338(1.55%)
国内プラチナ:8,848 円 10/24(金) ▲319(3.74%)
NY金:4,145.6 ドル 10/23(木) ▲80.2(1.97%)
NYプラチナ:1,596.7 ドル 10/23(木) ▲44.2(2.85%)
ドル円:152.58 円 10/23(木) ▲0.64(0.42%)
→10/23(木)のその他主要マーケット指標

←臨時発表の米9月CPI、コアCPIは鈍化基調で利下げへ 10/25(土)
→1ヵ月ぶりの続落も下げ渋り、NY金は調整局面入り? 10/23(木)
→フィラデルフィア連銀は製造業もサービス業も低調 10/22(水)
→GDPは1年ぶり低水準、でも下げ渋る中国経済 10/21(火)

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