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2016年6月

→ 2016年6月のFOMCでは政策金利を0.25-0.50%に据え置くことを決定。FOMCスタッフ予想では、2016年末の政策金利予想中央値は0.875%で前回3月から変わらず、年2回の利上げ見込みを維持。 米FOMC・政策金利予想ドットチャート 16日(木)

→ 世界の中央銀行の金準備保有量は、4月末時点で前月比-19.2トンとなり2カ月連続の減少。中国やロシアなどの増加分をベネズエラの大量売却などが相殺。 世界の金準備保有ランキング100 13日(月)

→ 格付け会社フィッチ・レーティングスは13日、日本の格付け「A」維持を確認、見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げ。消費税増税延期に対し、財政健全化目標達成のための具体的措置が示されなかったことにより、政府の財政健全化への取り組みに対する信認が低下。 日本の国債格付け 13日(月)

→ ロシア中銀は6月10日、政策金利を11.00%から10.50%に引き下げ。インフレリスク低下を背景に11カ月ぶりの利下げで追加利下げの可能性も考慮。 主要先進国と新興国の政策金利推移比較チャート 10日(金)

→ 米労働省が9日発表した前週の新規失業保険申請件数は26.4万件。市場予想の27万件を下回り、4週連続の減少で6週間ぶりの水準に改善。4週移動平均は26.95万件となり、4週間ぶりの低水準、2月以降は28万件未満を維持。5月28日までの週の失業保険継続受給者数は209.5万人となり、前週の217.2万人から7.7万人の減少で2000年10月以来15年7カ月ぶりの低水準。 米失業率と新規失業保険申請件数の推移 9日(木)

→ ブラジル中央銀行は8日、政策金利14.25%を据え置き。リセッションと政局混乱、高インフレの狭間で緩和余地なしとの判断で7会合連続の据え置き。ニュージーランド中央銀行は9日、政策金利を過去最低の2.25%に据え置き、緩和バイアス維持。インド準備銀行は7日、政策金利を6.50%に据え置き。年内に再利下げの可能性も示唆。 主要先進国と新興国の政策金利推移比較チャート 9日(木)

→ 米格付け会社S&Pグローバル・レーティングスは3日、南アフリカの格付け「BBB-」据え置きを発表。懸念されていたジャンク級への引き下げは見送り。見通しは「ネガティブ」を維持。2016年のGDP成長率見通しを引き下げるなど、依然として厳しく見ている状況。 南アフリカの国債格付け 4日(土)

→ 米格付け会社ムーディーズは3日、フィンランドの格付けを「AAA」から「Aa1」に引き下げ。見通しは「安定的」。今後数年間に渡る低成長と政府債務負担上昇見通しによる。 フィンランドの国債格付け 4日(土)

→ 米労働省が3日発表した5月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は市場予想の前月比+16万人を大幅に下回る+3.8万人となり、2010年9月以来5年8カ月ぶりの低水準に悪化。4月の+16万人は+12.3万人へ、3月の+20.8万人も+18.6万人へと下方修正。失業率は市場予想を下回る4.7%となり、2007年11月以来8年半ぶりの低水準。 米雇用統計の推移 3日(金)

→ 米格付け会社ムーディーズは2日、日本の消費税引き上げ延期を受け、「財政目標達成はさらに困難になり、信用評価上ネガティブ」とのコメントを発表。また、「消費増税延期と財政出動の組み合わせは財政再建目標を達成するための政府の能力と意思に対する疑念をさらに強めるもの」との指摘も。 日本の国債格付け 2日(木)

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