世界のプラチナ需要と供給量

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国別のプラチナ産出量

国別プラチナ産出量

※データ:Johnson Matthey

ジョンソン・マッセイ社の2018年5月のレポートによれば、2018年見通しとして世界のプラチナ鉱山産出量は188.3トン。2017年の190.1トンからは-1.8トン(-0.9%)の減少。需要は241.6トンとなり、2017年の247.6トンからは-6.1トン(-2.4%)減少。リサイクルの63.1トンを含めた需給バランスは9.8トンの供給過剰。6年ぶりに供給過剰となった2017年の3.1トンからはさらに拡大見込み。

世界一のプラチナ産出国、南アフリカの産出量は、鉱山ストの影響で110.3トンまで減少した2014年を除けば2012年以降は概ね130トン前後での推移。2018年は137.2トンとなる見込みで、2017年の138.7トンからは小幅減。2018年の世界シェアは南アフリカ72.8%、ロシア10.9%。2カ国の年間産出量は世界の83.7%。
※参考:その他の内訳はジンバブエ、カナダ、米国など(USGS)

目的別のプラチナ需要

目的別プラチナ需要

※データ:Johnson Matthey

需要面では、自動車(ディーゼル車)の排ガス触媒としての需要が最も多く、全体のほぼ40%を占める状態での安定推移が続きます。2015年から2017年までは100トン超、2018年は99.0トンと4年ぶりの100トン割れ見込み。世界の触媒需要の半分を占める欧州での需要が2017年の55.2トンから2018年には51.3トンへと7.2%減との見込みが影響。

2018年の宝飾品需要は70.2トンとなり、前年比-1.2トン(-1.7%)で5年連続の減少見込み。世界の宝飾品需要の半分以上を占める中国での減少が大きく影響。中国の需要は2018年には40.1トンで5年連続の減少となり、宝飾品需要に占める中国の比率は2013年の69.4%から2018年には57.1%まで低下見込み。

産業用需要は64.7トンとなり、前年比+1.9トン(+3.1%)。3年連続の増加で2017年の62.8トンを上回って過去最高となる見込み。需要全体に占める割合も26.8%まで拡大。ガラスおよび化学品セクターが好調。

プラチナの需給バランス

プラチナの需給バランス

※データ:Johnson Matthey

プラチナの年間供給量は2014年を除いて概ね180トン前後、需要量は概ね250トン前後での横ばい推移が続いています。リサイクル量はほぼ60トン前後での推移が続いています。リサイクルを含む需給バランスでは、2012年から2016年まで5年連続で供給不足の状態が続きましたが、2017年には需要が若干減少したことで供給過剰へと反転し、2018年には9.8トンまで拡大見込み。(※ここではリサイクルを需要側にマイナス計上し、これを減算した数値をネット需要と表記)

最終更新日:2018/5/15

世界の金需要・目的別需要の年間推移

世界の金消費需要と中央銀行の金保有量

世界の金産出量

世界のプラチナ需給(WPIC) 2018年第1四半期



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