世界の金需要・目的別需要の年間推移

世界の金需要・年間推移

※単位:トン ※データ:World Gold Council
目的別金需要の年間推移

※単位:トン ※データ:World Gold Council
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が発表した2022年世界全体の金需要は4740.7トン。前年比+727.9トン(+18.1%)で2011年(4746.3)以来、11年ぶりの高水準。
宝飾品需要は2189.8トンで前年比-40.8トン(-1.8%)。工業用需要は308.5トン。前年比-21.7トン(-6.6%)。公的機関と各国中央銀行の増減量は+1135.7トンで13年連続の買い越し、前年比+685.6トン(+152.3%)の急増で1967年以来55年ぶり高水準。投資需要は1106.7トン、前年比+104.8トン(+10.5%)。バーやコインなど現物投資需要は1217.1トンで前年比+26.2トン(+2.2%)で9年ぶり高水準。ETF関連は-110.4トンで2年連続の売り越し。 2022年の目的別需要のシェアは、宝飾品46.2%、工業6.5%、投資23.3%、公的機関24.0%。
供給面では、鉱山産出量が3611.9トンで前年比+43.0トン(+1.2%)、リサイクルが1144.1トンで前年比+7.9トン(+0.7%)。在庫調整を含む総供給量は4754.5トンで前年比+72.1トン(+1.5%)、3年ぶり高水準。
世界の金需要推移(括弧内は前年比)
2022年:4740.7トン(+18.1%)
2021年:4012.8トン(+9.1%)
2020年:3677.9トン(-15.5%)
2019年:4354.6トン(-2.0%)
2018年:4445.0トン(+3.8%)
2017年:4283.7トン(-1.5%)
2016年:4350.9トン(-0.2%)
2015年:4357.5トン(-0.8%)
2014年:4394.6トン(-2.7%)
2013年:4518.3トン(-4.1%)
最終更新日:2023/2/1