金プラチナ短期相場観

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スペインの銀行支援は一夜と持たず、スペイン債利回り再上昇

更新日:2012年6月12日(火)

スペインの銀行支援合意による安心感は東京市場の午前中で終了。銀行支援の詳細も不透明、既存の国債保有者の劣後化懸念(返済の優先順位を下げられる)も高まり、スペイン国債利回りも再び6.5%付近まで上昇。

スペインのラホイ首相の会見報道も影響したのではないかと思うが・・・支援合意の会見時に「これでスペイン代表を応援できる」とつい本音がポロリ。同じユーロでも絶大な人気と歴史を誇るサッカーのEURO2012が開幕しており、スペイン対イタリアの試合が見たくてたまらなかった様子。
国債利回り高騰中の南欧2トップの試合も甲乙つけ難く、引き分けに。

そんな週明け、窓開けスタートの株や為替市場はギャップを埋めて下落するも、金はわずかに上昇キープで終了、プラチナは24ドルの上昇。
NY市場のレンジ見通しは変わりません。
東京市場は買い優勢は変わらずですが、金の4,410円はいったん消滅で4,100~4,300円のレンジ形成中。
プラチナは3,680円~3,900円半で買い優勢。

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2012年6月12日(火)時点の相場
国内金4,218 円 6/12(火) ▼49(1.15%)
国内プラチナ3,784 円 6/12(火) ▼82(2.12%)
NY金1,596.8 ドル 6/11(月) ▲5.4(0.34%)
NYプラチナ1,449.3 ドル 6/11(月) ▲24.2(1.70%)
ドル円79.44 円 6/11(月) ▲0.04(0.05%)

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