金プラチナ短期相場観

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雇用統計好感でNYダウは5日、金は4日ぶりの反発

更新日:2012年8月4日(土)

前日のECBへの失望感から金曜日の夜は米雇用統計の結果を受けてリスクオンの流れに傾斜。米7月の非農業部門雇用者数が市場予想の10万人増を大幅に上回る16.3万人増となったことが好感され、欧米株価は軒並み大幅上昇。NYダウは5日ぶりの大幅反発で5月以来の高値に。
金も4日ぶりの反発ながらこちらは狭いレンジでの値動きが続きます。その金は雇用統計発表後は乱高下。米雇用状況改善で追加緩和期待が後退したのか1,600ドル割れへと急落、しかしその後はリスク資産に同調するようにジリジリと上昇。
米7月失業率の1ポイント悪化に追加緩和への望みがつながった、ということかもしれません。

NY市場の金は1%以上の反発で1,600ドル台を回復。1,560~80ドルのサポートラインはかなり強固に固まりつつあり、そのライン自体も少しづつ上昇の兆しも。
そのかわり1,620~30のレジスタンスラインも予想以上に固く、ここまで何度トライしても突破できない状況。勢いは上方向ですが・・・
プラチナは2%近くの反発となりこちらも1,400ドル台を回復してバイアスも好転。1,380ドルのサポートラインの強さを証明した格好。

ドル円も流れは好転。先週末の78円45銭を超えたことでさらに1円程上昇余地が拡大した可能性も。78円のサポートラインがしっかりと固まってきた様子。

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2012年8月4日(土)時点の相場
国内金4,157 円 8/3(金) ▼43(1.02%)
国内プラチナ3,630 円 8/3(金) ▼41(1.12%)
NY金1,609.3 ドル 8/3(金) ▲18.6(1.17%)
NYプラチナ1,414.4 ドル 8/3(金) ▲26.6(1.92%)
ドル円78.60 円 8/3(金) ▲0.37(0.48%)

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