金プラチナ短期相場観
勢いがなくなってきたBRICsに続くのはMIST?
更新日:2012年8月8日(水)
世界的な経済減速の影響でその勢いに翳りが見えてきたBRICsに替わる有望な新興国投資先の俗称は「MIST」。
「BRICs」の名付け親でもあるゴールドマンサックス・アセット・マネジメントのジム・オニール会長が「MIST」と命名したのだそうです。
対象先はメキシコ、インドネシア、韓国、トルコ。MIST諸国の経済規模は過去10年で2倍以上に拡大し、昨年ドイツを抜いたとのこと。
メキシコは、中国の景気減速の影響を受けるブラジルの成長率を2年連続で上回っているのだそうです。
確かにこれらMIST諸国には勢いがあります。
本日早朝、ロンドンオリンピックで日本サッカー男子の決勝進出を阻んだのもメキシコでした。
そして、銅メダルをかけて争う3位決定戦の相手は韓国。
日本もサッカー界では新興国。意地を見せて欲しいものです・・・
NY金は3日ぶりの小幅反落。1,560~1,630ドルのレンジでバイアスは上方向。
反発のプラチナは1,380ドルの厚めのラインにサポートされてやや上昇基調。1,400ドル前半での推移が続きます。
国内、金価格は3日続伸で4,300円台半ばのターゲットを目指して上昇中。サポートラインは4,100円台。
プラチナは1%の反発で上値抵抗3,720円付近へ、クリアできれば3,800円台後半までの上昇期待も。下値サポート3,630円。
78円台半ばの抵抗を上抜けしたドル円は79円台半ばあたりが当面のターゲットか。
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- 2012年8月8日(水)時点の相場
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国内金 : 4,240 円 8/8(水) ▲22(0.52%) 国内プラチナ : 3,707 円 8/8(水) ▲35(0.95%) NY金 : 1,612.8 ドル 8/7(火) ▼3.4(0.21%) NYプラチナ : 1,410.4 ドル 8/7(火) ▲8.5(0.61%) ドル円 : 78.60 円 8/7(火) ▲0.36(0.46%)
オーストラリア経済の好調さを背景に堅調推移が続く豪ドル 8/9(木)
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雇用統計好感でNYダウは5日、金は4日ぶりの反発 8/4(土)
PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン