金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

オーストラリア経済の好調さを背景に堅調推移が続く豪ドル

更新日:2012年8月9日(木)

欧米経済の不透明感が続くなか、主要国のなかでは唯一、安定感を見せるオーストラリア経済。
今朝ほど発表された7月雇用統計では、失業率は5.2%(前月比1ポイント改善)、新規雇用者数は1.4万人の増加(予想は1.0万人増)と労働環境の改善状況が表れています。
その安定感と安心感は豪ドルの安定推移に象徴されています。
対ドルでは6月につけた今年安値、1豪ドル=0.9571米ドルから本日時点で1.0588ドルまで、10.6%の上昇。
対円では、同じく今年安値の74.4円から83円まで11.6%もの上昇。

4日続伸で今年の最高値圏と騒がれるNYダウでも9.5%の上昇率。
ちなみに金は、今年安値1,526.7ドルから現在5.8%の上昇にとどまっています。

NY金は1,560~1,630ドルのレンジ内後半での小動きが続きます。
プラチナも小動きが続き、1,380ドルのしっかりとしたサポートラインを底に上昇基調。1,400ドル前半のレジスタンスラインが徐々に切り下がってきていなければ良いですが。

国内も小動きで昨日から状況変わらず。
夏休みモードの薄商いのなか、基本的には小動きが続きそうです。

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2012年8月9日(木)時点の相場
国内金4,237 円 8/9(木) ▼3(0.07%)
国内プラチナ3,703 円 8/9(木) ▼4(0.11%)
NY金1,616.0 ドル 8/8(水) ▲3.2(0.20%)
NYプラチナ1,410.2 ドル 8/8(水) ▼0.2(0.01%)
ドル円78.43 円 8/8(水) ▼0.17(0.22%)

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