金プラチナ短期相場観

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中国の景気減速で負の連鎖はまだまだ続く秋相場本番へ

更新日:2012年10月1日(月)

本日、中国国家統計局が発表した9月の製造業購買担当者指数(PMI)は49.8。拡大と縮小の分岐点となる50を2ヶ月連続で下回る結果に。
9ヶ月ぶりとなる50割れを記録した先月の49.2からはやや回復したものの、中国にとっての最大の輸出先である欧州の需要縮小によりかなりの打撃を受けている様子です。
日銀短観でも大企業製造業の業況判断が3四半期ぶりの悪化となっており、こちらも欧州・中国の影響が大きいようです。
オーストラリアでも最大の貿易相手国、中国の景気減速が懸念され、明日の利下げも噂されます。
当の中国は10月1日が国慶節で8連休。ファーストクラスで海外旅行へと向かう家族も結構いるとか。
社会主義国家でありながら貧富の差が問題となっている中国の影響は世界中が危惧しているようです。

週明け、月初の国内市場、金はわずかに反落。4,550円~4,640円の高値圏でのレンジ相場の様相も。但し下落バイアス優勢。
プラチナは3営業日続伸で4,310円台の節目に上値を抑えられた格好。こちらも下落バイアス優勢で下落目標4,100円台半ばへのリスクも継続。
※相場の節目やターゲットについてのチャート:本日の金価格、プラチナ価格とチャート10/1

2012年10月1日(月)時点の相場
国内金4,594 円 10/1(月) ▼8(0.17%)
国内プラチナ4,317 円 10/1(月) ▲24(0.56%)
NY金1,773.9 ドル 9/28(金) ▼6.6(0.37%)
NYプラチナ1,665.3 ドル 9/28(金) ▲19.4(1.18%)
ドル円77.95 円 9/28(金) ▲0.35(0.45%)

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