金プラチナ短期相場観

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綱渡りが続くギリシャは予算案可決も追加融資は見送り?

更新日:2012年11月12日(月)

ギリシャでは16日の国債償還の為の資金が必要で、追加融資が必須の状態です。これを実現するために先週には大規模デモとストライキのなか緊縮法案をなんとか可決し、休日返上の議会は緊縮策を盛り込んだ来年度予算案も可決にこぎつけ、必要条件と見られた2つの条件をクリアし、12日に行われるユーロ圏財務相会合での決定を待ちます。
6年連続マイナス成長見込みのギリシャの財政赤字の対GDP比は今年の6.6%から来年は5.2%へ低下見込み。どうもこれでは不十分なようで最終決定見送りの公算が強いようです。まだまだギリシャの綱渡りが続きます。

週明けの国内、金は横ばい推移ながらもトレンドは上昇方向へ転換。4,500円近辺は過去の推移からも強めのサポートライン。最大目標4,800円台まで上昇する為には下落基調のドル円の下げ幅が鍵。
下落サイン点灯後のプラチナは1.0%の反発。4,010円付近までの下落リスクを抱えながら上方向4,210円のレジスタンスラインを突破できるか。

※参考:本日の金価格、プラチナ価格とチャート11/12

2012年11月12日(月)時点の相場
国内金4,604 円 11/12(月) ▲1(0.02%)
国内プラチナ4,162 円 11/12(月) ▲43(1.04%)
NY金1,730.9 ドル 11/9(金) ▲4.9(0.28%)
NYプラチナ1,559.4 ドル 11/9(金) ▲16.9(1.10%)
ドル円79.50 円 11/9(金) ▲0.03(0.04%)

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