金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

上昇チャネル継続の国内金、プラチナは三角保合い延長戦

更新日:2024年3月25日(月)

国内金価格・日足一目均衡表 2024年3月25日「日米金利差は明らかに縮小し、今後も縮小が期待される」とする某当局関係者の発言は、正しいと思われます。しかし、日銀のマイナス金利解除と今後、年末から来年以降にかけて予想される利上げの可能性とその日銀政策金利変動幅よりも、米FRBの利下げ開始時期が今年前半から年央、場合によっては年後半へとずれ込む可能性とそのFF金利変動幅のほうが大きいことも否定できません。また、世界の主要中銀の利下げ方向への動きが、ドル独歩高へのサポートにもつながりかねません。
そんななか、ドル円は先週末の151円40銭近辺から週明け東京時間朝には一時151円近辺へと急落も、先週末安値付近で切り返し。為替の急変動を牽制する神田財務官の円安牽制発言を受けた円高圧力で小幅に急変動に対しても、ドル円の押し目買い圧力も健在のようです。
今週は週末、グッドフライデーの日には下げ渋りが予想される2月PCE。予想を上回るようだとドル高の流れが一段と進行する可能性もありそうです。

NY金は週末の2160ドル台半ばから、週明け時間外には2170ドル台へ、週末NY市場での安値2150ドル台からの反発局面継続の兆し。
25日の国内金価格は-102円、0.88%の続落で3月19日(11344)以来の安値。3月はここまで16営業日のうち11日上昇、10回の最高値更新。現時点で前月末から+760円、7.05%の大幅高。上昇率では2年ぶりの急騰、上げ幅では近年最大。昨年まで3月は5勝10敗の最低勝率、しかし、大幅高濃厚で迎えた3月最終週。今週、大幅下落とならなければ2022年の+7.1%、2023年の+6.6%に続いて3年連続の大幅高に。目先、もう一段の調整が続けば2月安値(10554)から最高値(11643)の23.6%戻し(11386)、9日移動平均線(11394)辺りまでがサポート候補に。逆に11650円超へと切り返すようだと11690円近辺までが次の高値目安に。

一目均衡表では、転換線(11424)を上回る状態が続いて三役好転の強気相場が継続。最高値更新が続いた先週の急騰局面では、昨年秋から続く中期上昇チャネルの上限ラインに上値を押さえられた形となり、中期トレンドが継続するなか、短期的な急騰局面は失速すべくして失速した格好にも。中期的なサポート候補としては、転換線、12月安値(10115)から3月最高値(11643)の23.6%戻し(11282)など。中期トレンドが続く限り、4月上旬には11800円付近まで上昇する可能性もあり、11000円程度までの急落もあるかもしれません。

国内プラチナ価格・日足一目均衡表 2024年3月25日NYプラチナは週末の890ドル台後半から、週明け時間外には900ドルの大台を回復して900ドル台半ばへと反発基調。
国内プラチナ価格は-53円、1.11%安で3日ぶりの反落。3月11日(4694)以来、2週間ぶりの安値。9日移動平均線(4775)を下抜け、上値も下値も切り下げる流れへと転換した可能性も示唆。ただし、3月19日(4738)と3月13日(4738)をわずかに下回る水準、高値保ち合い下限で踏みとどまる可能性も。節目となる4730円割れへと向かえば下落トレンドへ、4640円台を目安に一段安トライへ。逆に4790円超へと切り返すことができれば上昇トレンド再開へ、4900円の大台付近までが短期上値目標に。

一目均衡表では転換線(4790)を下抜け、基準線(4724)超は維持して二役好転で一役は揉み合い状態。強気相場が崩れ始めた格好となり、中期三角保合い上抜けにも失敗。ほぼ3ヵ月ぶりの上限ライン上抜けトライは成功したかにも見えた途端に急反落、逆にこのライン近辺での抵抗感の強さを痛感するような形となって三角保合い延長戦へ。目先、4700円近辺の中間ラインを下回るようだと4月前半には4600円半ばで推移する下限ラインとの攻防、という展開にも。
※参考:金プラチナ国内価格3/25とチャート

2024年3月25日(月)時点の相場
国内金11,536 円 3/25(月) ▼102(0.88%)
国内プラチナ4,736 円 3/25(月) ▼53(1.11%)
NY金2,160.0 ドル 3/22(金) ▼24.7(1.13%)
NYプラチナ898.4 ドル 3/22(金) ▼14.6(1.60%)
ドル円151.42 円 3/22(金) ▼0.20(0.13%)

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