更新日:2026年1月22日(木)
史上初の4700ドル超の翌日には4800ドルを超えて4900ドルトライへ、大台超えが続いた年初のNY金の急騰局面は、行き過ぎたトランプ・リスクの巻き戻しで一服。
グリーンランドを巡る武力行使否定と関税撤回で一安心も、今後の交渉動向次第では再びリスク拡大も。
あるいは、新たなトランプ・リスクで米国売りと金買い再燃への警戒感は、中間選挙までは続く可能性も。
とりあえず、いくつかの節目を突破したNY金は今後、リスク再燃などの局面で4900ドル台半ばへ、さらには5000ドルの大台までが視野に入ってくる可能性も。
21日のNY金は+71.7ドル、1.50%の大幅続伸。2日連続、今年4回めの最高値更新。グリーンランドを巡る米欧対立懸念が続いたアジア時間には4800ドルの大台を突破して4890ドル台まで上昇して一服。ロンドン・NY朝にかけては4800ドル台後半での保ち合い、NY市場ではダボス会議での講演でトランプ大統領が武力行使を否定したことでリスク緩和、4850ドル割れへと軟調推移。NY引け後には欧州8ヵ国への関税撤回で一段安。一時4760ドル割れの安値をつけて4800ドル台へと自律反発。グリーンランドを巡る米欧対立はエスカレートし過ぎたところからの巻き戻しの様相に、NY金も極端に買われ過ぎたところからの巻き戻しへ。調整目安としては年末安値(4284.3)から最高値(4891.1)の23.6%戻し(4747.9)から38.2%戻し(4659.3)近辺も。
NYプラチナは+44.8ドル、1.83%の続伸。終値ベースでは12月26日(2471.4)以来、4週間ぶりの最高値更新。保ち合いブレイクで2410ドルの節目突破に伴う短期上値目標2520ドル近辺にはアジア時間序盤に到達して一服。2420ドル近辺までの調整後、ロンドン・NY市場にかけては上値再トライ。グリーンランド・リスク緩和に伴う株高に連れる形でNY市場では2540ドル台まで上昇。一服後は金の反落にも連れる形で2450ドル割れへと失速。上値トライ一服でいったんは保ち合い回帰の展開にも、当面の下値サポートは2320ドル。
ドル円は+16銭、0.10%高で3日続伸。157円80銭台から158円20銭台までのレンジで保ち合いとなって東京市場を通過、やや軟調気味の展開となった欧州時間に157円70銭台の安値をつけて切り返すとNY時間にはダボス会議でのトランプ講演を好感する形でリスク回避の巻き戻しへ。武力行使否定で158円30銭台へ、NY終盤には関税撤回で158円50銭台まで反発。保ち合い継続で157円半ばでの足場固めトライも継続。微妙に下値を切り上げながら上値も158円半ばが徐々に重くなってきた様子。それでも上方向へ159円20銭超へと抜け出せば160円トライへ、下方向には157円半ばでサポートされなければ156円40銭が当面のサポートに。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場1/21終値とチャート
22日の国内金価格は+55円、0.21%高で4日続伸。4日連続、今年6回めの最高値更新。グリーンランド・リスク緩和の流れを反映し切れなかった感もあって最高値を更新、ただし目先は一服感からの調整圧力も強まりそうな状況に。年初安値(24244)から最高値(26637)の23.6%戻し(26072)近辺までが浅めの調整目安にも。少し勢い付けは9日移動平均線(25838)から38.2%戻し(25723)近辺も。
プラチナ価格は-303円、2.21%の反落。13310円の節目上抜けに伴う短期上値目標13430円程度をオーバーランしたところからの巻き戻し。上値トライ一服で今年安値(12364)から最高値(13710)の23.6%戻し(13392)付近にも到達、もう一段の調整継続なら38.2%戻し(13196)近辺も。最高値再更新へと切り返すようなら次の上値目標は13800円。
※参考:金プラチナ国内価格1/22とチャート
2026年1月22日(木)時点の相場
国内金:26,637 円 1/22(木) ▲55(0.21%)
国内プラチナ:13,407 円 1/22(木) ▼303(2.21%)
NY金:4,837.5 ドル 1/21(水) ▲71.7(1.50%)
NYプラチナ:2,495.3 ドル 1/21(水) ▲44.8(1.83%)
ドル円:158.30 円 1/21(水) ▲0.16(0.10%)
Copyright(C) Let's GOLD