更新日:2026年1月29日(木)
NY金が終値ベースで史上初めて4500ドル台に到達したのが1月9日。翌営業日の12日には4600ドル台へと水準を切り上げ、16日までの5日間は4600ドルを挟んでの小幅保ち合い。
ここからから急騰局面形成となって翌営業日の20日には4700ドル台、21日には4800ドル台、22日には4900ドル台へと上昇、その2日後の26日には5000ドルの大台に到達。
翌27日にはほぼ横ばい推移となって一服の兆しも束の間、28日には5300ドル台へと急騰。高値では5400ドルを突破。
その後も勢いは止まらず、29日のアジア時間には5500ドルを突破して一時5600ドル超え。
28日のNY金は+221.0ドル、4.35%の大幅高で7日続伸。7日連続、今年9回めの最高値更新。7日続伸は昨年3月20日以来、10ヵ月ぶり。上昇率は今年の絶対値平均騰落率1.45%の3倍、2020年3月24日(+93.2ドル、5.95%)以来、5年10ヵ月ぶりの急騰。前日のトランプ大統領のドル安容認発言を受けての堅調推移でアジア時間の安値5150ドル台から5200ドルを超え、ロンドン序盤には5300ドルトライ、NY市場ではイランへの軍事攻撃警告など地政学リスクも再燃、事前予想どおりで金利据え置きのFOMC後には一段高トライで5400ドル超。バブル的な状態となってさらなる急騰、急反落へと不安定な展開も警戒される状況に。
NYプラチナは+92.2ドル、3.63%の反発。前日NY引け後からの反発局面が続いたアジア時間には2600ドル付近から2700ドルまで上昇。2700ドルラインが上限となる形での小幅保ち合いからロンドン・NY市場にかけては軟調推移、NY引け後に2570ドル台の安値をつけて切り返すとFOMC後に急騰したNY金に追随する形で2700ドル再トライ、高値では2710ドル台まで上昇。失速感が強まっていた状況から下げ渋る形となり、2530ドルを下限に2880ドルの上限までのレンジで高値保ち合いを形成。下限を維持できなければ2470ドル程度までの下値切り下げも、上限突破なら2930ドル近辺までの最高値更新トライへ。
ドル円は+121銭、0.80%高で4日ぶりの反発。急落局面形成となった前日までの流れの巻き戻しとなった東京朝には152円10銭台から153円まで反発、一服後は152円半ばへと戻して保ち合いで午後から欧州時間を通過、NY市場ではベッセント米財務長官が円買い介入を否定、ドル高政策を主張する発言を受けて153円台後半へと急騰。FOMC結果確認後には一時154円台まで上昇。予想通りのFF金利据え置きと今後の利下げは既定路線ではないこと、会合毎の判断を表明したことなども下げ止まりをサポート。ただし反発の勢いも強くはなく、当面の下値サポート152円を維持できない場合には151円近辺までの下値切り下げも。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場1/28終値とチャート
29日の国内金価格は+1830円、6.60%の大幅続伸。2日連続、今年9回めの最高値更新。27690円の節目突破に伴う短期上値目標27800円を素通りしての急騰となり、上昇率は今年の絶対値平均騰落率1.43%の4.6倍、2008年11月25日(+290円、12.38%)以来、17年2ヵ月ぶりの急騰。トランプ・リスクに地政学リスク、ドル離れなど複数要因が重なり合う形で買いが買いを呼ぶ状態に。調整目安としては年初の今年安値(24244)から最高値(29568)の23.6%戻し(28312)も。
プラチナ価格は+388円、2.74%高で3日ぶりの反発。失速感が強まる流れのなかで、なんとか持ちこたえた格好となり、高値保ち合いを形成。15010円超へと最高値更新なら15100円近辺、次の大台トライへ。14150円の節目を維持できないようなら保ち合い崩れとなって一段安トライへ、14000円の大台近辺までが短期下値目安に。
※参考:金プラチナ国内価格1/29とチャート
2026年1月29日(木)時点の相場
国内金:29,568 円 1/29(木) ▲1,830(6.60%)
国内プラチナ:14,542 円 1/29(木) ▲388(2.74%)
NY金:5,303.6 ドル 1/28(水) ▲221.0(4.35%)
NYプラチナ:2,629.5 ドル 1/28(水) ▲92.2(3.63%)
ドル円:153.40 円 1/28(水) ▲1.21(0.80%)
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